韓国語学習記事
韓国語の助詞早見表|主題・主語・目的・場所・相手・方向・共同・所有・限定・範囲
韓国語の主な助詞を、文の中で担う役割ごとに1つの表へ並べ、標準国語大辞典の語釈と、迷いやすい組の見分け方を確認します。
役割別に助詞を1表で見渡す
助詞は日本語訳ではなく、名詞が文の中で担う役割で選びます。主題は은/는、主語は이/가、動作の対象は을/를、場所は에・에서、人は에게・한테・께、方向は(으)로です。
標準国語大辞典は 는 を「ある対象が他のものと対比されることを示す補助詞」、를 を「動作が及んだ直接の対象を示す格助詞」と定義しています。同じ名詞でも、述語との関係が変わると助詞が変わります。
この表の語釈は、標準国語大辞典の各助詞の語義1を確認したものです。1つの助詞には複数の語義があるため、表にない用法は個別の文法ページで確認してください。
| 助詞 | 役割(辞典の語釈) | 選ぶ手がかり |
|---|---|---|
| 은/는 | 他のものと対比される対象を示す補助詞 | 話題として示すか、ほかと対比するか |
| 이/가 | 主語を示す主格助詞 | 誰が・何がを特定する文か |
| 을/를 | 動作が及んだ直接の対象を示す格助詞 | 何を動作の対象にするか |
| 에 | 前の語が場所の副詞語であることを示す格助詞 | 存在・到着の場所か |
| 에서 | 前の語が行動の行われている場所であることを示す格助詞 | そこで動作をするか |
| 에게・한테 | 一定の限られた範囲を示す格助詞(한테は에게より口語的) | 人への動作の受け手には一般にこの助詞を使う(辞典の語義1は範囲・所属・位置) |
| 께 | 에게の높임말 | 受け手が目上の人か |
| (으)로 | 動きの方向を示す格助詞 | 向かう方向か |
| 와・하고 | ほかと比べたり基準としたりする対象を示す格助詞(하고は口語) | 比べる相手が前に来るか(「〜と一緒に」の用法は別の語義で、この表では이랑・랑の行を見る) |
| 이랑・랑 | ある行動を共にするか、その相手とする対象を示す格助詞 | 一緒に動作する相手か |
| 의 | 後ろの名詞が前の名詞に所有・所属することを示す格助詞 | AのBの関係か |
| 만 | 他のものから制限して、あるものを限定する補助詞 | ほかを除いて限るか |
| 부터・까지 | 範囲の始まり(부터)と終わり(까지)を示す補助詞 | 始点と終点のどちらか |
主題・主語・対象の助詞を述語から選ぶ
은/는は話題や対比、이/가は主語の特定、을/를は動作の対象に使います。同じ名詞でも、述語と問いの形で助詞が変わります。
저는 학생이에요 は「私について言うと」と話題を置く文で、제가 학생이에요 は「誰が学生か」に答えて主語を特定する文です。助詞の違いは、文が何を答えているかの違いです。
커피를 마셔요 では、飲む動作が及ぶ対象が 커피 なので 를 を使います。標準国語大辞典は 를 を「動作が及んだ直接の対象を示す格助詞」と定義しています。
저는 학생이에요.
私は学生です。
저 を話題として提示します。제가 학생이에요.
私が学生です。
誰が学生かを特定します。커피를 마셔요.
コーヒーを飲みます。
動作の対象に 를 を使います。場所・相手・方向の助詞を分ける
存在・到着の場所は에、動作をする場所は에서、人には에게・한테・께、方向は(으)로を選びます。人が受け手のときは、場所の에ではなく人用の助詞を使います。
학교에 있어요 は存在する場所、학교에서 공부해요 は勉強する動作の場所です。標準国語大辞典は 에서 を「前の語が行動の行われている場所であることを示す格助詞」と定義しています。
人への動作の受け手には、一般に 에게・한테 を使います。辞典の 에게 の語義1は範囲・所属・位置の説明なので、この使い分けは一般的な用法の説明です。한테 は 에게 より口語的で、目上の人が受け手なら 께 が 에게 の높임말として使われます。
| 文の形 | 選ぶ助詞 | 理由 |
|---|---|---|
| 学校にいる | 에 | 存在する場所 |
| 学校で勉強する | 에서 | 動作が行われる場所 |
| 友だちに話す(話し言葉) | 한테 | 人が相手で口語 |
| 先生に差し上げる | 께 | 目上の人が受け手 |
| 学校へ向かう | (으)로 | 動きの方向 |
학교에 있어요.
学校にいます。
학교에서 공부해요.
学校で勉強します。
저는 선생님께 사진을 드렸어요.
私は先生に写真を差し上げました。
受け手が目上の人なので 께 を使います。標準国語大辞典は 에서 を「前の語が行動の行われている場所であることを示す格助詞」と定義しています。공부하다 のように動作を行う場所を言うときは 에서 を使うのが一般的な用法で、에 は存在・到着の場所に使います。
→ 학교에서 공부해요.
에게 自体が文法的に誤りとは限りませんが、標準国語大辞典は 께 を 에게 の높임말と定義しており、目上の人が受け手のときは 께 を使う方が適切です。
→ 선생님께 사진을 드렸어요.
에 と 에서の違いを問題で確認する → / 에 と (으)로の違いを確認する → / 에게 と 한테の違いを確認する → / 「〜に」(에게・한테・께・에)を4択問題で練習する →
共同・所有・限定・範囲の助詞を使う
一緒に動作する相手には이랑・랑、所有・所属には의、限定には만、範囲の始まりと終わりには부터・까지を使います。
標準国語大辞典は 이랑・랑 を「ある行動を共にするか、その相手とする対象を示す格助詞」、의 を「後ろの名詞が前の名詞に所有・所属することを示す格助詞」と定義しています。
만 は「他のものから制限して、あるものを限定する補助詞」、부터 は範囲の始まり、까지 は範囲の終わりを示す補助詞です。까지 は、始まりを示す 부터 や出発を示す 에서 と組になることがあります。
친구랑 영화를 봐요.
友だちと映画を見ます。
行動を共にする相手に 랑 を使います。제 친구의 가방이에요.
私の友だちのかばんです。
의 で所有の関係を示します。저는 커피만 마셔요.
私はコーヒーだけ飲みます。
ほかを除いて 커피 に限ります。아침부터 저녁까지 일해요.
朝から夕方まで働きます。
부터 が始まり、까지 が終わりです。만 と 밖에の違いを確認する → / 부터 と 까지の違いを確認する → / 에서는・에게는・(으)로는のように助詞が重なる形を確認する →
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「는」「어떤 대상이 다른 것과 대조됨을 나타내는 보조사」という語釈を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「께서」주격 조사 '가/이'의 높임말という語釈から、가/이が主格助詞であることを確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「를」「동작이 미친 직접적 대상을 나타내는 격 조사」という語釈を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「에」조사「에4」語義1「앞말이 처소의 부사어임을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「에서」조사「에서2」語義1「앞말이 행동이 이루어지고 있는 처소임을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「에게」語義1「일정하게 제한된 범위를 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「한테」「에게보다 더 구어적이다」という注記を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「께」「'에게'의 높임말」という語釈を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「으로」조사「로6」語義1「움직임의 방향을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「와」조사「와3」語義1「다른 것과 비교하거나 기준으로 삼는 대상임을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「하고」조사「하고5」語義1「(구어체로) 다른 것과 비교하거나 기준으로 삼는 대상임을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「이랑」조사「이랑2」語義1「어떤 행동을 함께 하거나 상대로 하는 대상임을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「의」조사「의10」語義1「뒤 체언이 나타내는 대상이 앞 체언에 소유되거나 소속됨을 나타내는 격 조사」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「만」補助詞語義1「다른 것으로부터 제한하여 어느 것을 한정함을 나타내는 보조사」を確認(比較ページ /compare/man-vs-bakke の出典と同じ)。
- 国立国語院 標準国語大辞典「부터」「어떤 일이나 상태 따위에 관련된 범위의 시작임을 나타내는 보조사」を確認(比較ページ /compare/buteo-vs-kkaji の出典と同じ)。
- 国立国語院 標準国語大辞典「까지」「어떤 일이나 상태 따위에 관련되는 범위의 끝임을 나타내는 보조사。흔히 앞에는 시작을 나타내는 '부터'나 출발을 나타내는 '에서'가 와서 짝을 이룬다」を確認。
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