韓国語学習記事

韓国語の助詞「(이)야말로」ガイド

「〜こそ」の意味、은/는との違い

(이)야말로は「〜こそ」にあたる助詞で、直前の語を取り立てて「まさにそれだ」と確かめる言い方です。国立国語院の標準国語大辞典の語釈と用例から、야말로と이야말로の使い分け、은/는との違い、副詞の「이야말로」との取り違えを整理します。

編集:語学ドリル|

(이)야말로の意味は「強調して確かめる」

標準国語大辞典は、야말로を「강조하여 확인하는 뜻을 나타내는 보조사」(強調して確認する意味を表す補助詞)としています。日本語の「〜こそ」にあたる使い方です。

辞典の用例は「김 교수야말로 이 시대의 학자다」「너야말로 조용히 해라」「통일이야말로 우리에게 주어진 최대의 과업이지」の3つです。どれも、直前の語(김 교수・너・통일)を取り上げて、「ほかでもないそれだ」と言っています。

日本語訳は当サイトの読み取りで、「金教授こそこの時代の学者だ」「君こそ静かにしろ」「統一こそ私たちに与えられた最大の課題だ」とします。

김 교수야말로 이 시대의 학자다.

金教授こそこの時代の学者だ。

標準国語大辞典の야말로の用例です。

너야말로 조용히 해라.

君こそ静かにしろ。

標準国語大辞典の야말로の用例です。

통일이야말로 우리에게 주어진 최대의 과업이지.

統一こそ私たちに与えられた最大の課題だ。

標準国語大辞典の이야말로の用例です。

야말로と이야말로はパッチムで分ける

パッチムのない語には야말로、パッチムのある語には이야말로を付けます。辞典の項目も、この2つに分かれています。

야말로の項目には「받침 없는 체언이나 부사어 뒤에 붙어」(パッチムのない体言や副詞語の後ろに付いて)、이야말로の項目には「받침 있는 체언이나 부사어 뒤에 붙어」(パッチムのある体言や副詞語の後ろに付いて)と書かれています。

直前の語の最後の字を見ます。「교수」の수と「너」の너にはパッチムがないので야말로、「통일」の일にはパッチムㄹがあるので이야말로です。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
야말로받침 없는 체언이나 부사어 뒤김 교수야말로、너야말로
이야말로받침 있는 체언이나 부사어 뒤통일이야말로

은/는との違い: 「確かめる」か「対比する」か

(이)야말로は強調して確かめる助詞、은/는は対比や話題を示す助詞です。辞典での説明が別になっています。

標準国語大辞典の은 4は、「1」で「어떤 대상이 다른 것과 대조됨을 나타내는 보조사」(ある対象がほかのものと対照されることを表す)、「2」で「어떤 대상이 화제임을 나타내는 보조사」(話題であることを表す)としています。用例は「인생은 짧고 예술은 길다」「오늘은 금요일이다」などです。

「3」には「강조의 뜻」の用例(「너에게도 잘못은 있다」)もあり、은/는が強調に使われることもあります。ただし、야말로の項目は「강조하여 확인하는 뜻」と、確認の意味まで含めて書かれています。この差が、「저는」と「저야말로」の違いです。

오늘은 금요일이다.

今日は金曜日だ。

標準国語大辞典の은(화제)の用例です。話題を示す文です。

인생은 짧고 예술은 길다.

人生は短く、芸術は長い。

標準国語大辞典の은(대조)の用例です。2つを対照しています。

너야말로 조용히 해라.

君こそ静かにしろ。

標準国語大辞典の야말로の用例です。「ほかでもない君だ」と取り立てます。

副詞の「이야말로」は別の語

辞典には、スペースを空けて使う副詞の「이야말로」も別の項目として載っています。助詞の이야말로とは働きが違います。

副詞の이야말로(이야말로 1)の語釈は、「바로 앞에서 이야기한 사실을 강조할 때 쓰는 말」(すぐ前で述べた事実を強調するときに使う言葉)です。用例は「나에게 뜻하지 않게 행운이 찾아왔다. 이야말로 내 인생을 바꿀 절호의 기회였다」で、文頭に独立して現れます。

助詞の이야말로(이야말로 2)は「통일이야말로」のように、名詞のすぐ後ろにくっついて書きます。名詞に付くか、文頭で前の文を受けるかで見分けられます。

× 助詞の이야말로を、名詞と離して「통일 이야말로」と書く

助詞は直前の語に付けて書きます。離して書くと、辞典で別項目になっている副詞の이야말로と同じ見た目になり、助詞とは読めなくなります。

→ 名詞に付けて「통일이야말로」と書きます。

× パッチムのある語に야말로を付けて「통일야말로」とする

辞典では、パッチムのある体言には이야말로の項目が当てられています。

→ 直前の語の最後の字にパッチムがあるかで、야말로と이야말로を選びます。

迷ったときの選び方

「ほかでもないそれ」と取り立てて言いたいときに(이)야말로を使い、話題を出すだけなら은/는にします。

  1. 너야말로 조용히 해라(君こそ静かにしろ)相手を取り立てて確かめる文では、야말로を使います。
  2. 오늘은 금요일이다(今日は金曜日だ)話題を示すだけなら은/는です。
  3. 통일이야말로 최대의 과업이지(統一こそ最大の課題だ)パッチムのある名詞なので、이야말로を付けます。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

  • 国立国語院 標準国語大辞典「야말로」助詞の語釈(강조하여 확인하는 뜻을 나타내는 보조사)、パッチムのない体言に付くこと、用例(김 교수야말로 이 시대의 학자다、너야말로 조용히 해라)を2026年10月18日に確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「이야말로」「이야말로 2」助詞の語釈と用例(통일이야말로 우리에게 주어진 최대의 과업이지)、「이야말로 1」副詞の語釈と用例を2026年10月18日に確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「은」「은 4」の助詞の語釈「1」(대조)「2」(화제)「3」(강조)と用例(인생은 짧고 예술은 길다、오늘은 금요일이다、너에게도 잘못은 있다)を2026年10月18日に確認。

確認状態

この記事は公開前に、内部リンク、見出し構造、表示品質、公開データの整合を自動検査しています。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
品質表示更新日

品質表示更新日は、自動検査の内容を見直した日です。この記事の内容を更新した日は、記事の上部の「内容更新」に書いています。