韓国語学習記事

TOPIK II 読解(읽기)の構成と、文章の種類別の文法の手がかり

TOPIK IIの読解で何を読まされるかを、主管機関の公開情報で確認できる範囲に絞って整理します。そのうえで、文章の中で理由・情報源・程度を示す文法を、読み取りの手がかりにする方法を示します。個別の設問の形式や出題頻度は、公開情報で確認できていないため扱いません。

編集:語学ドリル|

読解の構成(50問)

TOPIK IIの問題は聞き取り50問、筆記4問、読解50問で、試験は1時間目(110分)と2時間目(70分)に分かれています。

試験は1時間目が110分、2時間目が70分と公開されています。どの問題がどちらの時間に当たるかや、読解だけの所要時間は、公開情報で確認できていないため書きません。

試験の形式はマークシートです。受験の手順や当日の持ち物は、受験の流れのページにまとめています。

級ごとに読む文章の種類

公開情報では、3級は身近な社会・文化の文章と簡単な広告・案内文、4級は感想文・使用説明書・案内文・説明文・新聞記事・随筆が挙げられています。

主管機関は、読解で評価する内容を級ごとに説明しています。3級は、基本的な社会生活に必要な文章や身近な社会・文化を扱う簡単なテーマの文章を読んで理解し、推論できるかを評価します。簡単な広告や案内文などの実用文から、主な内容と細かい内容を読み取れるかも評価します。

4級は、社会生活に必要な文や、経済・社会・文化の分野の文章を読んで理解し、推論できるかを評価します。例として、感想文、使用説明書、案内文、説明文、新聞記事、随筆が挙げられています。

5級は、政治・経済・社会・文化・科学などの説明文、記事、建議文に加えて、小説や詩の作者の態度を把握できるかを評価します。6級は、専門的な文章を批判的に分析できるか、小説・民謡・評論から作家の意図や心理を把握できるかを評価します。

  1. 3級身近な社会・文化の簡単な文章、簡単な広告・案内文。内容を理解し、推論する。
  2. 4級感想文、使用説明書、案内文、説明文、新聞記事、随筆。情報を把握し、内容を推論する。
  3. 5級説明文、記事、建議文、小説・詩。批判的な分析と、作者の態度の把握。
  4. 6級専門的な文章、小説・民謡・評論。批判的な分析と、作家の意図や心理の把握。

文法を手がかりにする読み方

説明文や記事では、理由・情報源・程度を示す文法が、前後の文のつながりを読む手がかりになります。

これは当サイトの学習上の提案で、試験での出題を示すものではありません。公開情報が「内容を理解し、推論できるか」を評価すると説明しているため、文と文のつながりを示す文法を読み分けておくと、内容の把握に使えます。

次の6組は、書き言葉の説明文や記事で見かけやすい表現のうち、当サイトに比較ページがあるものです。選び方の基準を1行で確認し、迷う組だけ比較ページの例文で確かめます。

比べる表現選び方の基準迷いやすい点
-로 인해 と -기 때문에名詞(出来事や原因となる物事)に直接つけて、改まった書き言葉で理由を示すなら -로 인해、動詞・形容詞・이다・아니다の文につけて、話し言葉でも書き言葉でも自然に使う一般的な理由表現なら -기 때문에 を選びます。-로 인해 は名詞につく表現で、動詞・형용사の活用形にそのままつなげることはできません。動詞・形容詞の内容を理由にするときは -기 때문에 を使うか、理由を名詞に言い換えます。また、好ましくない結果に限って使う -는 탓에 という近い表現もあり、結果が否定的かどうかで -기 때문에 と使い分けます。
-는 까닭에 と -로 말미암아原因となる出来事や対象を名詞でそのまま示すなら -로 말미암아、動作や状態を理由として説明するなら -는 까닭에 を使います。까닭 は名詞、말미암다 は動詞で、この品詞の違いによって前に付く形が変わります。까닭 には動詞・形容詞の現在連体形(-는/-은/-ㄴ)が付いて「-는/-은 까닭에」となりますが、말미암다 は原因となる名詞に格助詞 (으)로 が付いた「N(으)로 말미암아」の形でのみ使い、動詞・形容詞の節にそのまま付けることはできません。
-는 바람에 と -는 통에一つの出来事を直接の根拠・原因として述べるなら -는 바람에、その出来事が続く状況の渦中で望ましくない結果が生じたことを述べるなら -는 통에 を使います。표준국어대사전は依存名詞「바람」を「(‘-는 바람에’ 구성으로 쓰여)뒷말의 근거나 원인을 나타내는 말(『-는 바람에』の構成で使われ、後の言葉の根拠や原因を示す語)」、依存名詞「통」を「(흔히 ‘통에’ 꼴로 쓰여)어떤 일이 벌어진 환경이나 판국(多く『통에』の形で使われ、ある事が起きた環境や状況を示す語)」と定義しています。바람에は出来事そのものを結果の直接の根拠として示すのに対し、통에はその出来事が起きている環境・渦中を示し、その中で望ましくない結果が生じたことを表します。
-에 의하면 と -에 따라後ろに述べる情報の出所を示すなら -에 의하면、前の条件・基準・区分に応じて後ろの結果が変わることを示すなら -에 따라 を使います。-에 의하면 の前は、報告・予報・資料など、後ろの内容を知る根拠です。-에 따라 の前は、後ろの結果を分ける条件・基準であり、情報源を示す形ではありません。
-는 한 と -는 이상状態や条件が続く範囲内で判断や結果も続くと述べるなら -는 한、すでに成立した事実を前提として、それに伴う当然の判断や責任を述べるなら -는 이상 を使います。표준국어대사전は名詞「한」義項4を「(주로 ‘-는 한’ 구성으로 쓰여) 조건의 뜻을 나타내는 말(主に『-는 한』の構成で使われ、条件の意味を示す語)」、名詞「이상」の義項3を「((‘-은’, ‘-는’ 뒤에 쓰여)) 이미 그렇게 된 바에는(『-은』『-는』の後に使われ、すでにそうなった以上(からには))」と定義しています。「-는 한」は、ある状態が続く間という範囲を条件にします。一方「-는 이상」は、すでに成立した事実を前提にして、そこから当然出てくる判断や責任を述べます。
-는 편이다 と -는 경향이 있다自分や特定の対象を、他と比べてある部類に属すると控えめに評価するなら -는 편이다、複数の事例やデータから観察される客観的な方向性を述べるなら -는 경향이 있다 を使います。표준국어대사전は依存名詞「편」[Ⅱ]義項3を「(주로 ‘-은/는 편이다’ 구성으로 쓰여) 대체로 어떤 부류에 속함을 나타내는 말(主に『-은/는 편이다』の構成で使われ、おおむねある部類に属することを示す語)」、名詞「경향」義項1を「현상이나 사상, 행동 따위가 어떤 방향으로 기울어짐(現象や思想、行動などが、ある方向へ傾くこと)」と定義しています。편이다は話者が特定の対象をどの部類に属するか主観的に評価する語であるのに対し、경향은複数の観察・データが示す方向性そのものを指す名詞で、話者の評価を介しません。

練習の進め方

文法の違いを確認したあと、中級文法の練習問題で選択肢の差を実際に選んで確かめます。

練習問題は、回答後に日本語訳と全選択肢の違いを確認できます。聞き取りの構成と、会話で使う表現の整理は別のページにあります。

参照した資料

試験の構成と評価内容は、主管機関の韓国教育財団の試験概要ページ(2026年10月7日確認)の記載です。文法の違いは、当サイトの各比較ページが国立国語院の資料にもとづいて整理した内容の要約で、出題範囲や頻度を示すものではありません。

確認状態

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確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
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版1
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