似た文法の使い分け

-는 까닭에 と -로 말미암아の違い

編集:語学ドリル|

違いを先に確認する

原因となる出来事や対象を名詞でそのまま示すなら -로 말미암아、動作や状態を理由として説明するなら -는 까닭에 を使います。

까닭 は名詞、말미암다 は動詞で、この品詞の違いによって前に付く形が変わります。까닭 には動詞・形容詞の現在連体形(-는/-은/-ㄴ)が付いて「-는/-은 까닭에」となりますが、말미암다 は原因となる名詞に格助詞 (으)로 が付いた「N(으)로 말미암아」の形でのみ使い、動詞・形容詞の節にそのまま付けることはできません。

意味と役割を比べる

-는 까닭에 は、前の事実を後ろの判断・結果の理由として説明的に示します。「-는 까닭에」の解説ページでも確認できます。

-로 말미암아 は、重大な出来事を原因として、公的・書面的に結果を述べるときに使います。「-로 말미암아」の解説ページでも確認できます。

表現中心となる役割
-는 까닭에書き言葉の理由を表す -는 까닭에
-로 말미암아書き言葉の原因を表す -로 말미암아

例文で確認する

민재 씨가 관리하는 문화 센터는 이용자가 계속 늘어나는 ( ), 운영 시간을 연장했어요.

ミンジェさんが管理する文化センターは、利用者が増え続けているため、運営時間を延長しました。

소율 씨가 가려던 도로는 큰 교통사고( ), 한동안 통제되었어요.

ソユルさんが通ろうとした道路は、大きな交通事故により、しばらく通行規制されました。

対になる例文で見分ける

사고가 자주 발생하는 까닭에 이 도로를 통제하기로 했다.

事故が頻繁に発生するため、この道路を規制することにした。

잦은 사고로 말미암아 이 도로를 통제하기로 했다.

頻繁な事故により、この道路を規制することにした。

どちらも事故を理由に道路を規制する内容を表せますが、左は「사고가 자주 발생하다」という動詞節を까닭에で理由として示し、右は「잦은 사고」という名詞を말미암아で原因の対象として直接示しています。

間違えやすい使い方

× 사고가 나로 말미암아 도로를 통제했다.

말미암다 は動詞で、原因となる対象を表す名詞に格助詞 (으)로 を付けた形(N(으)로 말미암아)で使います。「나다」のような動詞の語幹に (으)로 말미암아 を直接付けることはできません。

→ 사고가 자주 나는 까닭에 도로를 통제했다.

この話題を扱う学習記事

韓国語の덕분에・탓에・바람에・통에・로 인해・까닭에|評価つき・書き言葉の原因表現の使い分け

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-는 까닭에 と -로 말미암아を5問で比べる

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。

根拠資料
国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-는 까닭에」の意味・用法)、国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-로 말미암아」の意味・用法)、国立国語院 標準国語大辞典「까닭」(名詞「까닭」の語釈「일이 생기게 된 원인이나 조건.(事が起こった原因や条件)」と品詞表示「명사」を確認。)、国立国語院 標準国語大辞典「말미암다」(動詞「말미암다」義項「1」の語釈「어떤 현상이나 사물 따위가 원인이나 이유가 되다.(ある現象や事物などが原因や理由になる)」と、格支配情報【…에】【…으로】(「~에/~으로 말미암다」の統語形を示す)、品詞表示「동사」を確認。義項「2」は「일정한 곳을 거쳐 오다.(一定の場所を経て来る)」という別義で、原因を表す用法ではない。)
確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。