韓国語学習記事
TOPIK II 筆記(쓰기)の構成と、作文で使い分ける文法
TOPIK IIの筆記で何を書かされるかを、主管機関の公開情報で確認できる範囲に絞って整理します。そのうえで、説明文や論述文で理由・目的・対比・話題を書き分ける文法を、作文前の確認に使う方法を示します。個別の設問の形式や採点基準は公開情報で確認できていないため扱いません。
筆記の構成(4問・作文含む)
TOPIK IIの筆記は4問で、作文を含みます。中級レベルは200〜300文字程度の説明文、上級レベルは600〜700文字程度の論述文と案内されています。
試験全体は聞き取り50問、筆記4問、読解50問で、1時間目が110分、2時間目が70分です。筆記だけの所要時間や、4問それぞれの形式・配点は、公開情報で確認できていないため書きません。
文字数の目安は、試験概要ページの問題の種類と配点の表への注記にある記載です。受験の手順や当日の持ち物は、受験の流れのページにまとめています。
級ごとに評価される書く力
公開情報では、3級は説明文や感想文を段落単位で正確に校正できるか、4級は段落単位で構成できるか、5・6級は論述文を構成できるかが評価されます。
3級は、身近な社会的テーマの説明文や感想文を段落単位で比較的正確かつ適切に校正できるかを評価します。あわせて、日常の脈絡にある個人的なテーマの実用文を、格式に沿って書けるかも評価します。
4級は、社会的な脈絡に関わる一般的または身近なテーマの説明文や感想文を、段落単位で正確かつ適切に構成できるかを評価します。
5級と6級は、社会的・抽象的なテーマ、または業務や専門分野に関わる論述文を構成できるかを評価します。5級は「比較的正確で適切に」、6級は「正確で適切に」と書き分けられています。
- 3級説明文・感想文を段落単位で校正する。個人的なテーマの実用文を格式に沿って書く。
- 4級一般的・身近なテーマの説明文・感想文を、段落単位で構成する。
- 5級社会的・抽象的、または業務・専門分野の論述文を、比較的正確に構成する。
- 6級同じ種類の論述文を、正確で適切に構成する。
作文前に確認しておきたい文法
説明文や論述文では、理由・目的・対比・話題・情報源を示す文法を取り違えると、文と文のつながりが崩れます。
これは当サイトの学習上の提案で、試験での出題を示すものではありません。公開情報が「段落単位で正確かつ適切に構成できるか」を評価すると説明しているため、文をつなぐ表現を書く前に判別しておくと、構成の誤りを減らせます。
次の6組は、当サイトに比較ページがある表現のうち、文や節の関係(理由・目的・対比・情報源)や話題を示すものです。選び方の基準を1行で確認し、迷う組だけ比較ページの例文で確かめます。
| 比べる表現 | 選び方の基準 | 迷いやすい点 |
|---|---|---|
| -로 인해 と -기 때문에 | 名詞(出来事や原因となる物事)に直接つけて、改まった書き言葉で理由を示すなら -로 인해、動詞・形容詞・이다・아니다の文につけて、話し言葉でも書き言葉でも自然に使う一般的な理由表現なら -기 때문에 を選びます。 | -로 인해 は名詞につく表現で、動詞・형용사の活用形にそのままつなげることはできません。動詞・形容詞の内容を理由にするときは -기 때문에 を使うか、理由を名詞に言い換えます。また、好ましくない結果に限って使う -는 탓에 という近い表現もあり、結果が否定的かどうかで -기 때문에 と使い分けます。 |
| -도록 と -기 위해서 | 後ろの節と主語が違ってもよい目的なら -도록、前後の節の主語が同じ、はっきりした目的を示すなら -기 위해서 を使います。 | 標準国語大辞典は -도록 を「앞의 내용이 뒤에서 가리키는 사태의 목적이나 결과, 방식, 정도 따위가 됨을 나타내는 연결 어미(前の内容が後ろで指す事態の目的や結果、方式、程度になることを示す連結語尾)」と定義しています。国立国語院 우리말샘は 위하다 を「어떤 목적을 이루려고 하다(ある目的を成し遂げようとする)」と定義しており、-기 위해서 はこの위하다を使って行動を明確な目的として述べるため、前後の節の主語が同じ場面に限られます。-도록 は目的だけでなく結果・方式・程度も表す幅の広い語尾で、主語が前後で違う場面でも使えます。 |
| -고 と -지만 | 並列・順序は -고、前後を対立させるなら -지만 です。 | 二つの節が並んでいることだけで -고 を選ばず、意味関係を確認します。 |
| 에 대해 と 에 관해 | 話題や説明の対象を示すだけなら 에 대해 と 에 관해 はほぼ入れ替えられます。警告や支援のように、行為が相手に向かう文では 에 대해 を選びます。 | どちらも「〜について」と訳せるため、「관해 は硬い言い方」と決めて選びがちです。国立国語院の資料には 관해 の硬さの記載がなく、書かれている区別は、行為が向かう先を表せるかどうかです。 |
| -기는 하지만 と -기는 해도 | 前の事実を認めたうえで後ろに対照的な内容を続けるなら -기는 하지만、前の内容を認めても後ろの制限・反対の評価が残ることを示すなら -기는 해도 を使います。 | どちらも前の内容を認める譲歩表現で、同じ場面で近い意味になることがあります。-기는 하지만 は対照、-기는 해도 は認めてもなお残る制限・反対面に焦点を置きます。 |
| -에 의하면 と -에 따라 | 後ろに述べる情報の出所を示すなら -에 의하면、前の条件・基準・区分に応じて後ろの結果が変わることを示すなら -에 따라 を使います。 | -에 의하면 の前は、報告・予報・資料など、後ろの内容を知る根拠です。-에 따라 の前は、後ろの結果を分ける条件・基準であり、情報源を示す形ではありません。 |
-로 인해 と -기 때문에の違いを例文で確認する → / -도록 と -기 위해서の違いを例文で確認する → / -고 と -지만の違いを例文で確認する → / 에 대해 と 에 관해の違いを例文で確認する → / -기는 하지만 と -기는 해도の違いを例文で確認する → / -에 의하면 と -에 따라の違いを例文で確認する →
練習の進め方
選択問題で文法の違いを確かめたあと、短い自作文に移して判断条件を使います。
選択問題で選べた文法も、自分で文を組み立てると取り違えることがあります。作文への移し方は別のガイドにまとめています。
作文で文法を定着させる方法を読む → / TOPIK II向けの中級文法問題を解く → / TOPIK II 読解の構成と文法の手がかりを確認する → / TOPIK II 直前チェックリストで最終確認する →
参照した資料
試験の構成・文字数の目安・評価内容は、主管機関の韓国教育財団の試験概要ページ(2026年10月8日確認)の記載です。文法の違いは、当サイトの各比較ページが国立国語院の資料にもとづいて整理した内容の要約で、出題範囲や頻度を示すものではありません。
- 韓国教育財団 TOPIK 試験概要TOPIK IIの問題数・試験時間・筆記の文字数の目安と、筆記の級ごとの評価内容を2026年10月8日に確認。
確認状態
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