韓国語学習記事
韓国語文法用語集|받침・어간・어미・활용・존댓말/반말を整理する
韓国語文法の解説で繰り返し出る用語を、単語の形を作る用語と、相手に合わせて話す用語に分け、問題文で確認する順序まで整理します。
六つの用語を「形」と「話し方」に分ける
받침は音節末の子音、어간は活用するときの基になる部分、어미は語幹に付く語尾、활용は語幹に語尾が付いて形が変わることです。존댓말・반말は相手との関係に応じた話し方を指します。
用語を日本語訳だけで覚えると、説明を読んだときにどこを見ればよいかが残りません。받침・어간・어미・활용は、一つの用言をどの形にするかを読むための用語です。まず辞書形から語幹と語尾を分け、語幹末にパッチムがあるかを確かめます。
존댓말・반말は単語の形そのものではなく、誰に向けて話すかに関わる日常的な呼び方です。文法問題では、主語を高めるかと、聞き手に対してどの文末を選ぶかを同じこととして扱わず、別々に確認します。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 받침 | 音節の最後にある子音 | 語幹末に子音が残るかを見る |
| 어간・어미 | 活用の基になる部分と、そこに付く語尾 | 辞書形を二つに分けて見る |
| 활용 | 語幹に語尾が付くことで形が変わること | 辞書形と文中の形を比べる |
| 존댓말・반말 | 相手との関係に応じた話し方 | 聞き手への文末と高める対象を分ける |
먹다で語幹・語尾・パッチムを一緒に見る
먹다は먹-が語幹、-다가語尾で、먹の最後のㄱがパッチムです。文末を変えるときは、語幹を残して後ろの語尾を入れ替えます。
語幹を取り出すときは、辞書形の最後の다を見て、まず먹-という基になる部分を確保します。その語幹の末尾にはㄱがあるため、パッチムの有無で形が分かれる語尾では、子音で終わる語幹として扱います。
その後に語尾を付けると、먹다は먹어요のように文中の形になります。ここでは、語幹そのものを暗記し直すのではなく、どの語尾が付き、完成した形が文脈に合うかを順に確認します。
먹다
食べる
먹-が語幹、-다が辞書形の語尾、먹のㄱがパッチムです。밥을 먹어요.
ご飯を食べます。
語幹먹-に-어요が付き、聞き手へ丁寧に述べる文末になります。밥을 먹으세요.
ご飯を召し上がってください。
먹-はパッチムで終わるため、-(으)세요では-으세요の形になります。활용は完成形だけでなく接続の順で確認する
활용を確認するときは、辞書形を覚え直すのではなく、語幹を取り出し、パッチムと母音を見て、必要な語尾を接続する順に戻ります。
가다と먹다は、どちらも語幹に語尾を付けて文中の形を作ります。ただし가-は母音で終わり、먹-はパッチムで終わるため、同じ依頼の意味でも-(으)세요の現れ方が異なります。活用は完成形だけを一語として覚えるより、どこで形が分かれたかを言える状態にします。
形として接続できる候補が複数残ったら、最後に文全体の時制や発話目的を見ます。活用の確認は、意味を考えない作業でも、形だけで正答を決める作業でもありません。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 가다 → 가세요 | 母音で終わる語幹に-세요が付く | 가-の末尾にパッチムがない |
| 먹다 → 먹으세요 | 子音で終わる語幹に-으세요が付く | 먹-の末尾にㄱのパッチムがある |
別の語尾へ接続するときに、形がどこで決まるかを再現できません。
→ 辞書形から語幹먹-を取り出し、付く語尾を別に確認します。
形が作れても、時制や依頼など文の目的に合わないことがあります。
→ 接続を確認した後に、文全体が求める発話目的を読みます。
존댓말・반말は高める対象と文末を分けて考える
존댓말では、誰を高めるかと聞き手へどの程度丁寧に話すかを分けます。반말は親しい相手に使う非敬語の話し方を指し、関係や場面によっては相手を低くする言い方にもなります。
先生を主語として高めるときは、께서と-(으)시-のように主語と述語に操作が現れます。一方、해요体や-습니다体は、主語を高めるかとは別に、聞き手に対してどの文末で話すかを決める手掛かりです。
반말を使うかどうかは、単に語尾を短くできるかだけでなく、親しさを含む相手との関係や場面を見て判断します。辞書には相手を高めも低くもしない語義と、相手を低くする語義の両方があります。問題では、誰が主語か、誰が聞き手かを先に置くと、敬語の操作と文末の選択を混同しにくくなります。
선생님께서 오세요.
先生がいらっしゃいます。
主語の先生を高め、聞き手には-세요で丁寧に述べます。친구가 와.
友だちが来るよ。
親しい相手へ話す場面を想定した반말の文末です。解説を読むときは用語を四段階で戻す
初めに辞書形から語幹と語尾を分けます。次に、語幹末のパッチムと母音を確かめます。三つ目に、問題で必要な語尾を接続します。最後に、誰を高めるか、聞き手にどの文末で話すかを文脈へ戻します。
この順序なら、解説中の어간・어미・활용という語を読んだときに、用語だけで止まらず、選択肢のどこを確認すればよいかまで戻れます。迷った問題は、どの段階で止まったかを記録すると、次に読むガイドも選べます。
- 語幹を取る辞書形から、形を作る基になる部分を取り出します。
- 末尾を見るパッチムと母音を分け、接続できる形を絞ります。
- 語尾を付ける時制・依頼・接続など、文に必要な語尾を選びます。
- 相手との関係へ戻す主語を高めるか、聞き手へどう話すかを確認します。
의존 명사(依存名詞)と보조 용언(補助用言)を確認する
의존 명사は意味が形式的で、他の語の下に付いてしか使えない名詞(것・따름・뿐・데など)です。보조 용언は本用言に付いてその意味を補う用言の総称で、補助動詞と補助形容詞に分かれます。
標準国語大辞典は의존 명사を「의미가 형식적이어서 다른 말 아래에 기대어 쓰이는 명사(意味が形式的で、他の語の下に寄りかかって使われる名詞)」と定義し、것・따름・뿐・데を例に挙げています。number-guideやdegree-limit-expressionsの解説で「〜것」「〜데」のような形が説明抜きに出てくるときは、この依存名詞に当たります。
보조 용언(補助用言)は、標準国語大辞典で「본용언과 연결되어 그것의 뜻을 보충하는 역할을 하는 용언(本用言と連結して、その意味を補う役割をする用言)」と定義される上位概念で、補助動詞と補助形容詞という下位2分類を持ちます。보조 동사(補助動詞)は本動詞に付いて叙述を補助する動詞(例:「가 보다」の보다)、보조 형용사(補助形容詞)は本用言に付いて意味を補う形容詞(例:「먹고 싶다」の싶다)です。auxiliary-verbs-guideで「補助動詞」「補助用言」「補助形容詞」という語が出てくるときは、補助用言が上位概念で、補助動詞・補助形容詞がその下位分類だという関係を思い出します。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 의존 명사 | 他の語に付いてのみ使える形式的な名詞 | 것・따름・뿐・데など、単独では使えない |
| 보조 용언 | 本用言の意味を補う用言の総称 | 補助動詞と補助形容詞の上位概念 |
| 보조 동사 | 本動詞を補助する動詞 | 「가 보다」の보다、「적어 두다」の두다 |
| 보조 형용사 | 本用言を補助する形容詞 | 「먹고 싶다」の싶다 |
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「받침」音節末の子音を指す文法用語としての定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「어간」活用の際に変化しない部分という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「어미」用言の語幹の後ろに付く語尾という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「활용」用言が語尾と結び付く際に形を変えることという定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「존댓말」人を高めて言う言葉という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「반말」相手を高めも低くもしない語義と、相手を低くして言う語義の両方を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「의존 명사」意味が形式的で、他の語の下に付いてしか使えない名詞という定義、것・따름・뿐・데という例語を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「보조 용언」本用言と連結してその意味を補う用言という定義、補助動詞・補助形容詞という下位分類を持つことを確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「보조 동사」本動詞と連結して叙述を補助する動詞という定義と用例(가 보다の보다、적어 두다の두다)を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「보조 형용사」本用言と連結して意味を補う形容詞という定義と用例(먹고 싶다の싶다)を確認。
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