韓国語学習記事

韓国語「희한하다」と「희안하다」の書き分けガイド|正しいのは희한하다

「珍しい・不思議だ」の意味で使う形容詞は「희한하다」です。「희안하다」と書く誤りが多い理由と、漢字語の稀罕から見た覚え方、活用形の희한해・희한한の作り方を、国立国語院の標準国語大辞典から整理します。

編集:語学ドリル|

結論:辞典に載る形は희한하다のみ

形容詞の基本形は「희한하다」と書きます。標準国語大辞典を「희안하다」で検索すると、該当する項目は0件です。

標準国語大辞典で「희한하다」を検索すると、「희한-하다(稀罕하다)」が形容詞として1件登録されています。語釈は「매우 드물거나 신기하다(非常にまれであるか、不思議だ)」です。

同じ辞典で「희안하다」を検索すると、検索結果は0件(총 0 개)でした。辞典に載っていない形なので、正しい基本形としては使えません。

× 희안한 일이 생겼어요.

基本形は「희한하다」です。標準国語大辞典に「희안하다」の項目はありません。

→ 희한한 일이 생겼어요.

× 그 사람은 참 희안하게 생겼어요.

副詞のように使う形も、「희한하다」の活用形として「희한하게」と書きます。

→ 그 사람은 참 희한하게 생겼어요.

覚え方:漢字語の「稀罕」が語源

「희한」は漢字語の「稀罕」で、「稀」は「드물 희(まれ)」、「罕」は「드물 한(まれ)」です。「한」の字が「まれ」を表します。

標準国語大辞典の原語欄には、稀(드물 희)と罕(드물 한)の2字が示されています。どちらも「まれ」を意味する字で、「まれなこと」から「珍しい・不思議だ」の意味になった語です。

発音は辞典に「[히한하다]」と示されています。「안」ではなく「한」と書く語だと、原語の漢字と一緒に覚えると整理しやすくなります。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
희한하다非常にまれである・不思議だ(形容詞)標準国語大辞典に登録。原語は稀罕。発音は[히한하다]
희안하다(標準の形ではない)標準国語大辞典の検索結果は0件。正しい基本形としては使わない

活用と使い方を例文で確認する

「희한하다」は形容詞なので、名詞の前では「희한한」、副詞のように後ろの語を修飾するときは「희한하게」、文末の丁寧形は「희한해요」になります。

辞典の活用欄には「희한하여(희한해)」「희한하니」が示されています。「-아/어」が付く形は「희한해」で、「-(으)ㄴ」が付く連体形は「희한한」です。以下の例文は当サイトの自作です。

희한한 일이 다 있네요.

不思議なこともあるものですね。

名詞「일」を飾る連体形の희한한です。辞典の用例「희한한 일」と同じ組み合わせです。

그 가게는 희한하게 늘 한가해요.

その店は不思議なことにいつも空いています。

副詞のように使う희한하게です。辞典にも「희한하게 생긴 터」の用例があります。

이 물건은 정말 희한해요.

この品物は本当に珍しいです。

文末の「-아/어요」が付いた희한해요です。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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