韓国語学習記事

韓国語の日数(하루〜열흘)と6月・10月の月名

「3日間」を사흘、「8日」を여드레と言う固有語の日数と、6月が유월・10月が시월になる月名の表記を、国立国語院 標準国語大辞典の語釈と用例で整理します。

6月は유월、10月は시월と書く

6月は육월ではなく유월、10月は십월ではなく시월と書きます。標準国語大辞典は、한글 맞춤법 第52項(本音でも俗音でも発音される漢字語は、それぞれの音に従って書く)によるものと説明しています。

標準国語大辞典は、유월(六月)を「한 해 열두 달 가운데 여섯째 달(1年12か月のうち6番目の月)」、시월(十月)を「한 해 열두 달 가운데 열째 달(1年12か月のうち10番目の月)」と説明しています。「六」の本音は륙、「十」の本音は십ですが、「육월」「십월」とは書かず、유월・시월と書くと同辞典は述べています。

同辞典では육월と십월は独立した見出しではなく、それぞれ유월・시월を参照する見出しとして載っています。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
유월6月(1年12か月のうち6番目の月)육월とは書かない
시월10月(1年12か月のうち10番目の月)십월とは書かない

시월은 문화의 달이다.

10月は文化の月だ。

標準国語大辞典の시월の用例です。

유월의 햇볕이 따갑게 느껴질 때였는데 그는 두꺼운 겨울옷을 입고 있었다.

6月の日差しが痛く感じられるころだったが、彼は厚い冬服を着ていた。

同辞典の유월の用例です(조세희『우주여행』からの引用)。

하루〜열흘は「N日間」を表す固有語

이틀(2日間)・사흘(3日間)・나흘(4日間)・닷새(5日間)・엿새(6日間)・이레(7日間)・여드레(8日間)・아흐레(9日間)・열흘(10日間)は、日数を数える固有語です。標準国語大辞典は「N番目の日数」を「세 날」「네 날」のように説明しています。

標準国語大辞典は하루を「한 낮과 한 밤이 지나는 동안。대개 자정에서 다음 날 자정까지를 이른다(昼と夜が過ぎる間。おおむね午前0時から翌日の午前0時までをいう)」、이틀を「하루가 두 번 있는 시간의 길이(1日が2回ある時間の長さ)」と説明しています。사흘以降は「세 날」(3日)、「네 날」(4日)、「다섯 날」(5日)、「여섯 날」(6日)、「일곱 날」(7日)、「여덟 날」(8日)、「아홉 날」(9日)、「열 날」(10日)と説明しています。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
이틀2日間(하루가 두 번 있는 시간의 길이)이틀에 한 번
사흘3日間(세 날)사흘 동안
나흘4日間(네 날)나흘 만에
닷새5日間(다섯 날)닷새 뒤에
엿새6日間(여섯 날)엿새 동안
이레7日間(일곱 날)이레 동안
여드레8日間(여덟 날)여드레가 걸리다
아흐레9日間(아홉 날)아흐레를 앓다
열흘10日間(열 날)열흘 뒤에

이틀을 꼬박 굶었다.

丸2日間、何も食べなかった。

標準国語大辞典の이틀の用例です。

비는 사흘 동안 계속되었다.

雨は3日間降り続いた。

同辞典の사흘の用例です。

나는 여름휴가 중 나흘을 고향에서 보냈다.

私は夏休みのうち4日間を故郷で過ごした。

同辞典の나흘の用例です。

닷새 뒤에 다시 만납시다.

5日後にまた会いましょう。

同辞典の닷새の用例です。

엿새 동안의 휴가.

6日間の休暇。

同辞典の엿새の用例です。

그 일을 끝내는 데 꼬박 여드레가 걸렸다.

その仕事を終えるのに丸8日かかった。

同辞典の여드레の用例です。

위원회는 열흘 뒤에 다시 회의를 소집하기로 했다.

委員会は10日後にまた会議を招集することにした。

同辞典の열흘の用例です。

同じ形が月の「N日」も表す

이틀〜열흘は、「매달 초하룻날부터 헤아려 N째 되는 날(毎月1日から数えてN番目の日)」という意味も持ちます。이틀は2日、사흘は3日、열흘は10日を指す用法です。

標準国語大辞典は이틀・사흘・나흘・닷새・엿새・이레・여드레・아흐레・열흘のいずれにも、「매달 초하루(초하룻날)부터 헤아려 둘째(셋째・넷째・다섯째・여섯째・일곱째・여덟째・아홉째・열째) 되는 날」という語義を挙げています。同じ形で「N日間」と「月のN日」の2つの意味があるため、前後の語で見分けます。「동안(間)」「뒤에(後に)」「만에(ぶりに)」が続けば日数、시월・내달・매달などの月を表す語の後や、-에が付いて「〜日に」になるときは日付です。

同辞典は日付の用例に、시월と組み合わせた「시월 여드레」「시월 아흐레」を挙げています。月名の시월と日付の여드레・아흐레が続く形です。

어머니의 생신이 시월 여드레이다.

母の誕生日は10月8日だ。

標準国語大辞典の여드레の用例です。시월(10月)の後ろに여드레(8日)が続いています。

오늘이 시월 아흐레이다.

今日は10月9日だ。

同辞典の아흐레の用例です。

내달 열흘에 계 모임이 있을 예정이다.

来月10日に契の集まりが予定されている。

同辞典の열흘の用例です。내달(来月)の後ろに열흘(10日)と助詞-에が続いています。

어머니는 매달 나흘이면 동창회 모임에 나가신다.

母は毎月4日になると同窓会の集まりに出かける。

同辞典の나흘の用例です。

그저께・모레・글피で前後の日を言う

어제의 전날は그저께(一昨日)、내일의 다음 날は모레(あさって)、모레의 다음 날は글피(しあさって)です。그제は그저께の준말(縮約形)です。

標準国語大辞典は그저께を「어제의 전날(昨日の前の日)」、모레を「내일의 다음 날(明日の次の日)」、글피を「모레의 다음 날(あさっての次の日)」と説明しています。그저께の見出しには「준말 그제」と示されており、名詞としても、「어제의 전날에」の意味の副詞としても使えます。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
그저께(그제)一昨日(昨日の前の日)그저께 밤에
모레あさって(明日の次の日)모레부터
글피しあさって(あさっての次の日)모레의 다음 날

상희는 그저께 밤에 경찰에 불리어 갔다가 어제 낮에야 석방되어 나왔던 것이다.

サンヒは一昨日の夜に警察に呼ばれ、昨日の昼になってやっと釈放されたのだった。

標準国語大辞典の그저께(名詞)の用例です(손창섭『낙서족』からの引用)。

그저께 다친 손목이 아직도 쑤신다.

一昨日けがをした手首がまだうずく。

同辞典の그저께(副詞)の用例です。

よくある誤りを表記と意味で直す

書き間違いは、月名を漢字の音(륙・십)のまま書くことと、日数と日付を取り違えることに集まります。

× 육월・십월

標準国語大辞典は、육월・십월を独立した語釈のある見出しではなく、유월・시월を参照する見出しとして載せています。「六」「十」の本音で書かず、한글 맞춤법 第52項に従って유・시と書きます。

→ 유월(6月)・시월(10月)

× 사흘=いつも「3日(月の日付)」だと思う

標準国語大辞典は사흘に「세 날(3日間)」と「매달 초하룻날부터 헤아려 셋째 되는 날(月の3日)」の2つの語義を挙げています。동안・뒤에・만에が続くときは日数です。

→ 비는 사흘 동안 계속되었다.(3日間)/ 시월 사흘(10月3日)のように月名の後ろに置くと日付

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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