韓国語学習記事

韓国語の助数詞(단위명사)完全ガイド

개・명・마리・대・권・켤레・장・벌の使い分け

数える対象が物か、人か、動物か、乗り物かで単位名詞そのものが変わります。標準国語大辞典の定義から、対象別の選び方を整理します。

編集:語学ドリル|

数える対象の種類で単位名詞を選ぶ

韓国語では、数える対象が物か、人か、動物か、乗り物・機械かによって、数詞の後ろに置く単位名詞(단위명사)そのものが変わります。

「数詞ガイド」(number-guide)が扱うのは、하나・둘系(固有語)と일・이系(漢字語)のどちらの数詞を使うかという系列の選択でした。このガイドが扱うのは、その一段階手前の判断です。数える対象が果物のような物なのか、人なのか、動物なのか、車のような乗り物なのかによって、後ろに置く単位名詞そのものが변わります。

標準国語大辞典は、こうした単位名詞の多くを「의존 명사(依存名詞)」として登録し、語釈に対象の種類を明示しています。개は「낱으로 된 물건을 세는 단위(個別のものを数える単位)」、명は「사람을 세는 단위(人を数える単位)」、마리は「짐승이나 물고기, 벌레 따위를 세는 단위(獣・魚・虫等を数える単位)」、대は「차나 기계, 악기 따위를 세는 단위(車・機械・楽器等を数える単位)」と、それぞれ対象を分けて定義しています。日本語の「〜個」「〜人」「〜匹」「〜台」を対象で使い分けるのと同じ発想です。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
개낱으로 된 물건(個別の物)果物・品物など形のある物一般
명사람(人)人数を数えるとき
마리짐승・물고기・벌레(獣・魚・虫)動物・魚・昆虫
대차・기계・악기(車・機械・楽器)自動車・電化製品・楽器など

依存名詞として単独登録される単位名詞をそろえる

개・명・마리・대に加えて、권(本)・켤레(対になる物)・장(薄く平たい物)・벌(衣服)も、標準国語大辞典に依存名詞として登録されています。권は「책을 세는 단위(本を数える単位)」、장は「종이나 유리 따위의 얇고 넓적한 물건을 세는 단위(紙やガラス等の薄く平たい物を数える単位)」、벌は「옷을 세는 단위(衣服を数える単位)」と定義されています。

켤레はやや特殊で、「신, 양말, 버선, 방망이 따위의 짝이 되는 두 개를 한 벌로 세는 단위(靴・靴下・足袋・棒等の対になる2つを1組として数える単位)」と定義されています。単独の1個ではなく、対になった2個をまとめて1켤레と数える点が、개や명との違いです。벌にも、옷이나 그릇 따위が二つ以上集まった塊そのものを数える依存名詞義(「옷이나 그릇 따위가 두 개 또는 여러 개 모여 갖추는 덩어리를 세는 단위」)が別にありますが、日常でよく使うのは옷を数える「1」の語義です。

사과가 세 개 있어요.

りんごが3個あります。

낱으로 된 물건を数える개です。

학생이 두 명 있어요.

学生が2人います。

사람を数える명です。

강아지 한 마리를 키워요.

子犬を1匹飼っています。

짐승を数える마리です。

자동차 두 대가 있어요.

車が2台あります。

차를 数える대です。

책 세 권을 샀어요.

本を3冊買いました。

책을 数える권です。

신발 두 켤레를 샀어요.

靴を2足買いました。

対になる2個で1켤레と数えます。

종이 다섯 장이 필요해요.

紙が5枚必要です。

얇고 넓적한 物を数える장です。

드레스 두 벌을 샀어요.

ドレスを2着買いました。

옷을 数える벌です。

普通名詞のまま単位を表す語もある:그릇・잔

食事の分量を数える그릇、飲み物を数える잔は、標準国語大辞典では依存名詞ではなく普通名詞として登録されています。

그릇と잔は、개・명・권・장・벌とは違い、標準国語大辞典に依존 명사としての見出しがありません。그릇は「음식이나 물건 따위를 담는 기구를 통틀어 이르는 말. 세는 단위는 개, 벌, 죽 따위가 있다(食べ物や物を入れる器具の総称。数える単位は개・벌・죽等)」という普通名詞の定義で、그릇自体を数量の単位として使う用法は、この見出しには依存名詞として登録されていません。

잔(盞)も同様に「차나 커피 따위의 음료를 따라 마시는 데 쓰는 작은 그릇(茶やコーヒー等の飲料を注いで飲む小さな器)」という普通名詞の定義のみで、依존 명사の見出しはありません。実際の会話では밥 한 그릇・커피 한 잔のように数量を表す働きで広く使われますが、辞書上の品詞分類は개・명・권・장・벌とは異なる、という点を区別して覚えます。

점심에 밥 한 그릇을 먹었어요.

昼にご飯を一杯食べました。

名詞(밥)の後ろに固有語数詞の한と그릇を置いて分量を言います。作例です。

커피 두 잔 주세요.

コーヒーを2杯ください。

飲み物を数える잔も、名詞(커피)・数詞(두)・잔の順に置きます。作例です。
× 한 그릇 밥을 먹었어요のように、助詞なしで数詞と그릇を名詞の前に置く

このガイドの개・명・권の例と同じく、数える対象の名詞を先に言い、その後ろに数詞と単位を置く順が基本で、助詞なしで前に置く形は不自然になりやすいです。

→ 밥 한 그릇・커피 두 잔のように、名詞→数詞→単位の順に並べます。한 그릇의 밥のように의でつなぐ形もあります。

人を高めて言うときは명の代わりに분を使う

標準国語大辞典は분を依存名詞として「사람을 높여서 이르는 말」と定義しており、目上の人や客を数える場面では명の代わりに세 분のように使います。

標準国語大辞典の분は、時刻の分(분 6)や「全体を分けた部分」(분 2)など同じ形の語が10以上並ぶ中で、最初の見出し(분 1)が依存名詞です。語釈は「사람을 높여서 이르는 말(人を高めて言う語)」で、명の語釈「사람을 세는 단위」とは違い、数える単位とは書かれていません。数詞を前に置いて人数を言う使い方は、この語釈に沿った用法として、日常の敬語の場面で使われます。

同じ人数でも、友達や自分の側の人を言うなら두 명、先生・お客様・年上の方を言うなら두 분のように、高める相手かどうかで選びます。時刻の「分」は別の語(분 6、漢字語の依存名詞)で、前に来る数詞も漢字語の일・이・삼になります。固有語の한・두・세が付く人の분とは別物として区別します。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
명사람을 세는 단위(人を数える単位)高める必要のない一般の人数
분(분 1・人を高める)사람을 높여서 이르는 말(人を高めて言う語)先生・お客様・年上の方など
분(時刻の分)한 시간의 60분의 1에 해당하는 시간前は漢字語数詞(십 분・이십 분)

손님 두 분이 오셨어요.

お客様が2名いらっしゃいました。

高める相手の人数を분で言う作例です。動詞も오시다で高めています。

학생 두 명이 왔어요.

学生が2人来ました。

高める必要のない人数は명で言います。
× 先生やお客様の人数を세 명と言う

명は人を数える一般の単位で、분のように「高めて言う」という語釈は付いていません。

→ 高める相手の人数は세 분のように分で言い、動詞も오시다・계시다のように高めた形にそろえます。

間違えやすい選び方を確認する

単位名詞を選ぶ問題では、対象の種類を取り違えるミスと、数詞の系列を取り違えるミスの両方が起こります。まず対象が物か人か動物かを確認し、その後で単位名詞の前に来る数詞の形を確認します。

× 켤레を片方だけの靴に使う

켤레は「対になる2個を1組」として数える単位で、標準国語大辞典も짝이 되는 두 개を한 벌로 세는 단위と定義しています。

→ 片方だけを指すときは켤레を使わず、対象を짝(片方)のように言い換えます。

× 일 개・이 명のように漢字語数詞のまま単位名詞へつなげる

개・명・마리・권・켤레・장・벌の前は、하나・둘系の固有語数詞が単位名詞の前で形を変えた한・두・세が基本です。

→ 数詞ガイドで固有語数詞の変化(하나→한、둘→두)を確認してから単位名詞へつなげます。

× 그릇・잔を개や명と同じ依존 명사だと思い込み、辞書で「의존 명사」の項目だけを探す

標準国語大辞典では그릇・잔は普通名詞の見出しのみで、依존 명사としての登録はありません。

→ 그릇・잔は普通名詞のまま数量表現に使われる語として、개・명・권・장・벌とは別に覚えます。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

  • 国立国語院 標準国語大辞典「개」依存名詞「1」として「낱으로 된 물건을 세는 단위」(個別のものを数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「명」依存名詞として「사람을 세는 단위」(人を数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「마리」依存名詞「1」として「짐승이나 물고기, 벌레 따위를 세는 단위」(獣・魚・虫等を数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「대」依存名詞(臺)として「차나 기계, 악기 따위를 세는 단위」(車・機械・楽器等を数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「권」依存名詞(卷)「1」として「책을 세는 단위」(本を数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「켤레」依存名詞として「신, 양말, 버선, 방망이 따위의 짝이 되는 두 개를 한 벌로 세는 단위」(靴・靴下・足袋・棒等の対になる2つを1組として数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「장」依存名詞(張)「1」として「종이나 유리 따위의 얇고 넓적한 물건을 세는 단위」(紙やガラス等の薄く平たいものを数える単位)という定義を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「벌」同じ見出し語内の依存名詞義[Ⅱ]「1」として「옷을 세는 단위」(衣服を数える単位、用例:두루마기 한 벌・드레스 두 벌)という定義を確認。普通名詞義[Ⅰ]「옷이나 그릇 따위가 두 개 또는 여러 개 모여 갖추는 덩어리」(衣服や食器などが2つ以上集まって一組になったもの)も併記されている。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「그릇」普通名詞として「음식이나 물건 따위를 담는 기구를 통틀어 이르는 말. 세는 단위는 개, 벌, 죽 따위가 있다」(食べ物や物を入れる器具の総称。数える単位は개・벌・죽等)という定義を確認。그릇自体を依存名詞として数える用法はこの見出しには登録されていない。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「분」最初の見出し「분 1」が依存名詞で、語釈が「사람을 높여서 이르는 말」(人を高めて言う語)であること、時刻の「분 6(分)」が「한 시간의 60분의 1에 해당하는 시간」という別見出しであることを確認。분 1の語釈に「세는 단위」という表現はない。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「잔」漢字表記(盞)の普通名詞として「차나 커피 따위의 음료를 따라 마시는 데 쓰는 작은 그릇」(茶やコーヒー等の飲料を注いで飲む小さな器)という定義を確認。依存名詞としての見出しは無い。

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