韓国語学習記事

韓国語の条件表現使い分け|-(으)면・-거든・-아/어야・-다가는

一般条件、会話上の前提、必要条件、好ましくない結果への警告を区別します。

条件が後件をどう制限するかを見る

単純な条件は -(으)면、会話で前提を提示する -거든、必要条件の -아/어야、継続時の悪い結果を警告する -다가는を分けます。

시간이 있으면 만나요 は時間がある場合を条件にします。도착하거든 연락하세요 は到着したらという前提を置き、その後の行動を求めます。합격하려면 공부해야 해요 では、合格のために学習が必要です。

条件表現は前件が未実現でも使えます。理由表現との違いは、前件を起きた原因として述べるのか、後件が成立する範囲として置くのかです。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
-(으)면一般・仮定条件前件の場合に後件
-거든会話上の前提前件が成立したら後の行動
-아/어야必要条件前件なしでは後件が難しい
-다가는継続への警告そのまま続けると悪い結果

条件の強さを例文で比べる

비가 오면 집에 있을 거예요 は雨の場合の予定です。한국어를 잘하려면 매일 연습해야 해요 は上達のための必要条件です。계속 늦게 자다가는 건강이 나빠질 수 있어요 は習慣の継続が悪い結果につながるという警告です。

비가 오면 집에 있을 거예요.

雨が降ったら、家にいるつもりです。

도착하거든 연락하세요.

到着したら連絡してください。

매일 연습해야 실력이 늘어요.

毎日練習してこそ実力が伸びます。

-다가는は単純な動作の転換ではなく警告を表す

-다가는は前の行為・状態が続いた結果として起きる事態を強調し、多くの場合そのまま続けると悪い結果になるという警告を表します。

国立国語院 우리말샘は-다가는について、①「-다가に比べて動作や状態の変換に焦点が置かれる」用法と、②「-다가に比べて意味が強調され、前節のことが継続すると悪い結果が生じることが暗示される」用法の2つの語義を挙げています。条件表現として使う-다가는は、主にこの②の用法です。

単なる動作の中断・転換を表す-다가と違い、-다가는は後件に望ましくない結果が続くことが前提になります。버스를 타고 가다가 내렸어요 のような単純な転換には는を付けません。

계속 늦게 자다가는 건강이 나빠질 수 있어요.

こんなに遅く寝続けていると、健康を害しかねません。

-다가는が、続けている習慣が悪い結果につながるという警告を表します。

그렇게 무리하다가는 다치기 쉬워요.

そんなに無理をしていると、けがをしやすいです。

後件が望ましくない結果(けが)であることが-다가는を選ぶ根拠です。
× -다가는を単なる動作の転換(-다가)と同じ意味で読む

우리말샘は-다가는について、-다가より意味が強調され、継続すると悪い結果が生じることが暗示されると説明しています。

後件が望ましくない結果を述べているかを確認します。

-는 한は状態が続く範囲を条件として示す

-는 한は、前件の状態や条件が保たれている範囲内で、後件の内容も成り立つことを示します。

国立国語院 標準国語大辞典は名詞「한」の義項「4」を「(주로 '-는 한' 구성으로 쓰여) 조건의 뜻을 나타내는 말(主に『-는 한』の構成で使われ、条件の意味を表す言葉)」と定義しています。前件の状態が続いている範囲そのものを条件として示す点で、単純な仮定を表す-(으)면と重なる場面もあります。

-는 한は主に動詞の現在連体形に付きます。前件の状態が崩れない限りという限定を伴い、条件が崩れれば後件も成り立たなくなることを含意します。すでに成立した事実を前提に当然の判断を述べる-는 이상とは異なります。

건강이 허락하는 한 지금 하는 일을 계속할 거예요.

健康が許す限り、今の仕事を続けます。

健康という状態が保たれている範囲内で、仕事を続けるという後件が成り立ちます。

특별한 변수가 없는 한 회담은 예정대로 진행될 것이다.

特別な変数がない限り、会談は予定通り進行するでしょう。

標準国語大辞典の用例。前提が崩れない範囲という条件の焦点を示します。
× 이 일을 맡는 한 최선을 다하겠다.

標準国語大辞典の-는 한は、状態が続く範囲を条件として示す表現です。「일을 맡다(仕事を引き受ける)」のように一度成立すれば変わらない既定の事実には、続く・続かないという条件の範囲という考え方が合いません。すでに成立した事実を前提に当然の判断を述べるなら-는 이상を使います。

이 일을 맡은 이상 최선을 다하겠다.

起きた原因と仮定条件を混同しない

過去の一回の出来事を原因として述べる文では -아서/어서 が自然な場合があります。文末の時制と、前件がすでに起きた事実かを確認します。

× 日本語の『たら』をすべて-(으)면にする

順序、発見、前提など別の関係を表す場合があります。

前件が後件の成立条件なのかを確認します。

× -아/어야を単なる順序として読む

後件に必要な制約を示します。

前件がない場合に後件が成立するかを考えます。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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