韓国語学習記事

韓国語の「とても」ガイド|매우・아주・몹시・무척・굉장히・대단히の使い分け

「とても」にあたる매우・아주・몹시・무척・굉장히・대단히は、日本語訳がほぼ同じに見えます。国立国語院の우리말샘の語釈と用例をもとに、それぞれが何を表すかを整理します。

編集:語学ドリル|

6語の副詞としての語釈を並べる

우리말샘は、매우を「보통 정도보다 훨씬 더」、몹시を「더할 수 없이 심하게」、무척を「다른 것과 견줄 수 없이」と示し、아주・대단히・굉장히には程度とは別の義も載せています。

매우は副詞の義が1つだけで、普通の程度を大きく超えることを言います。몹시と무척は、それぞれ「これ以上ないほど激しく」「比べるものがないほど」という言い方で程度の強さを説明しています。

一方で、아주には動作の「完全に」の義があり、대단히には「優れている」「重要」の義が、굉장히には「立派で大きい」の義があります。この違いが、使い分けの手がかりになります。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
매우보통 정도보다 훨씬 더(副詞の義は1つ)程度を強めるだけの語として使う
아주①보통 정도보다 훨씬 더 넘어선 상태로 ②어떤 행동이나 작용 또는 상태가 이미 완전히 이루어져 달리 변경하거나 더 이상 어찌할 수 없는 상태에 있음動詞の前で「すっかり・完全に」の義がある(②)。ほかに否定と一緒に使う義(009)もある
몹시더할 수 없이 심하게「これ以上ないほど激しく」と説明される
무척다른 것과 견줄 수 없이「比べるものがないほど」と説明される
굉장히①아주 크고 훌륭하게 ②보통 이상으로 대단하게「大きく立派に」「普通以上にすごく」と説明される
대단히①매우 심한 정도로 ②몹시 크거나 많은 정도로 ③출중하게 뛰어나게 ④아주 중요하게「優れて」「重要に」の義がある(③④)

아주だけに載る「完全に」の義

아주の2つ目の義は、動詞や名詞的な成分の前に置き、行為や状態が完全に成立して、もう変えられないことを言います。辞書の用例では「홍수로 마을이 아주 없어졌다」「두 사람은 아주 남남이 되어 버렸다」のように、結果が決まる場面で出ています。

この義について、매우の語釈には同じ記述がありません。そのため、「すっかり〜してしまった」を表したいときは아주を選ぶのが辞書の記述と合います(辞書の語釈の範囲からの当サイトの整理です)。

홍수로 마을이 아주 없어졌다.

洪水で村がすっかりなくなった。

우리말샘の아주「002」の用例です。

두 사람은 아주 남남이 되어 버렸다.

二人はすっかり他人になってしまった。

우리말샘の아주「002」の用例です。

이 책은 아주 재미있어요.

この本はとてもおもしろいです。

「보통 정도보다 훨씬 더」の義(001)を示す、当サイトが作った例文です。
× 홍수로 마을이 매우 없어졌다.

「完全に成立して変えられない」を言う義は、辞書では아주の義として載っています。매우の副詞の語釈は「보통 정도보다 훨씬 더」の1つだけなので、「すっかりなくなった」という意味は表しにくいと考えられます(国立国語院が誤りと述べているわけではなく、語釈の範囲からの当サイトの判断です)。

→ 홍수로 마을이 아주 없어졌다.

× 두 사람은 대단히 남남이 되어 버렸다.

대단히の語釈は「매우 심한 정도로」「출중하게 뛰어나게」「아주 중요하게」などで、「完全に成立して変えられない」という義は載っていません。この義を載せているのは아주の語釈なので、「すっかり他人になった」という意味とは合わないと考えられます(語釈の範囲からの当サイトの判断です)。

→ 두 사람은 아주 남남이 되어 버렸다.

대단히の「重要に」と程度の強め方

대단히の4つ目の義は「아주 중요하게」で、辞書の用例は「선거는 민주 정치에 대단히 중요하다」「희곡과 시나리오에서 대사는 대단히 중요한 기능을 한다」のように、중요하다(重要だ)や가치 있다(価値がある)と一緒に出ています。評価を伴う語の前で使う形です。

程度だけを強めたいときは、매우・몹시・무척の語釈がそのまま当てはまります。次の例文は、いずれも当サイトが作った例で、公式資料の例文ではありません。

선거는 민주 정치에 대단히 중요하다.

選挙は民主政治にとって非常に重要だ。

우리말샘の대단히「004」の用例です。

오늘은 매우 추워요.

今日はとても寒いです。

매우の義を示す、当サイトが作った例文です。

어제는 몹시 피곤했어요.

昨日はひどく疲れました。

몹시の義を示す、当サイトが作った例文です。

이 방은 무척 넓어요.

この部屋はたいへん広いです。

무척の義を示す、当サイトが作った例文です。

迷ったときの選び方

程度を強めるだけなら、語釈が最も単純な매우を基準にします。動詞の前で「すっかり〜した」と結果を言うなら아주、重要性や価値の評価を強めるなら대단히を選びます。몹시・무척・굉장히は、それぞれ語釈の言い方(激しく・比べるものがないほど・大きく立派に)に合う場面で使います。

  1. 마을이 ___ 없어졌다(すっかりなくなった)아주を使います。
  2. ___ 중요하다(非常に重要だ)대단히を使います。
  3. ___ 춥다(とても寒い)매우を基準にし、激しさを言うなら몹시を選びます。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

確認状態

この記事は公開前に、内部リンク、見出し構造、表示品質、公開データの整合を自動検査しています。自動検査は言語的な正しさを保証するものではありません。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
品質表示更新日