韓国語学習記事
韓国語の「結局・ついに」を表す副詞ガイド|결국・마침내・드디어・끝내の違い
結果を述べるときに使う결국・마침내・드디어・끝내は、どれも「最後には」に近い意味ですが、辞書の語釈と注記は少しずつ違います。国立国語院の標準国語大辞典と韓国語基礎辞典の語釈・用例・注記をもとに、4語の違いを整理します。
결국は「結局」、마침내・드디어は「ついに」、끝내は「最後まで」が基本
標準国語大辞典は결국(副詞)を「일의 마무리에 이르러서. 또는 일의 결과가 그렇게 돌아가게」、마침내を「드디어 마지막에는」、끝내の第2義を「끝에 가서 드디어」と説明しています。結果の方向を決めているのは語釈ではなく、文脈です。
결국の用例は「그는 결국 성공했다」「나는 결국 그의 간청을 뿌리치지 못했다」のように、良い結果にも悪い結果にも使われています。韓国語基礎辞典の用例にも「결국 성공하다」と「결국 실패하다」の両方があります。
마침내と드디어は、どちらの辞書でも互いに参考語として挙げられています。ただし語釈は同じではなく、마침내が「마지막에는」、드디어は韓国語基礎辞典で「기다리던 것이 끝내」(待っていたことが最後に)と書かれています。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 결국 | 일의 마무리에 이르러서(結局、最終的に)。もう一つの義は「모든 상황을 다 고려하면」(すべてを考えると) | 良い結果にも悪い結果にも使われ、「つまり」と言い換える用例(결국 네가 맘에 안 든다는 뜻이야)もある |
| 마침내 | 드디어 마지막에는(ついに、最後には) | 韓国語基礎辞典の第1義に「주로 부정적인 뜻으로 쓴다」の注記がある |
| 드디어 | 기다리던 것이 끝내. 결국에 가서(待っていたことが最後に。結局のところ) | 韓国語基礎辞典の用例は방학이 시작되다・대리로 승진하다など、待っていた出来事が中心 |
| 끝내 | 第1義 마지막까지 내내(最後まで)/第2義 끝에 가서 드디어(最後にはついに) | 第1義は「주로 부정을 나타내는 말과 함께 쓴다」と注記されている |
그는 결국 성공했다.
彼は結局成功した。
標準国語大辞典の결국(副詞)の用例です。내 친구는 매일 놀더니 결국 시험에 떨어졌다.
友達は毎日遊んでいて、結局試験に落ちた。
韓国語基礎辞典の결국の用例です。오랜 항해 끝에 마침내 육지에 도달하였다.
長い航海の末に、ついに陸地に着いた。
標準国語大辞典の마침내の用例です。꿈에 그리던 내 집을 드디어 마련했다.
夢に見ていた自分の家をついに手に入れた。
標準国語大辞典の드디어の用例です。끝내は「否定の言葉と一緒に」使う義がある
끝내の第1義は「마지막까지 내내」で、標準国語大辞典は「주로 부정을 나타내는 말과 함께 쓰여」、韓国語基礎辞典は「주로 '않다', '못하다' 등과 같은 부정을 나타내는 말과 함께 쓴다」と注記しています。「最後まで〜しなかった」の形です。
標準国語大辞典の用例は「범인은 끝내 입을 열지 않았다」「경찰은 사건의 실마리를 끝내 찾지 못했다」です。どちらも「끝내+否定」の形で、「ついに黙ったままだった」「ついに見つけられなかった」と読みます。
一方、第2義の「끝에 가서 드디어」は否定を伴わず、「소망을 끝내 이루다」のように使います。韓国語基礎辞典の第2義の用例には「끝내 숨지다」「끝내 실패하다」「끝내 소망을 이루다」があり、結果が良いか悪いかは語釈が決めていません。
そのため、끝내が出てきたら、後ろが否定の言い方かどうかをまず見ます。否定なら第1義の「最後まで〜なかった」と読めます。ただし注記は「주로」(主に)で、辞書の第1義の用例には「끝내 거부하다」「끝내 사양하다」のように、否定の形を伴わず「最後まで」を表すものもあります。否定でない場合は、第1義か第2義かを文の内容で判断します。
범인은 끝내 입을 열지 않았다.
犯人は最後まで口を開かなかった。
標準国語大辞典の끝내 第1義の用例です。그는 자기를 도와준 사람이 누군지 끝내 알 수 없었다.
彼は自分を助けてくれた人が誰なのか、最後まで知ることができなかった。
標準国語大辞典の끝내 第1義の用例です。그는 중상을 입어 수술을 받았으나 끝내는 숨지고 말았다.
彼は重傷を負って手術を受けたが、最後には亡くなってしまった。
標準国語大辞典の끝내 第2義の用例です。끝내는の形でも載っています。끝내の第1義は否定の言葉と一緒に使い、「最後まで〜なかった」の意味です。後ろの오지 않았다は否定なので、「最後まで来なかった」と読みます。
→ 끝내 오지 않았다=最後まで来なかった。「ついに来た」と言うなら마침내 왔다・드디어 왔다などを使う。
알 수 없었다は「分かることができなかった」という否定の言い方です。끝내の第1義は否定の言葉と一緒に使われ、辞書の用例にも「끝내 알 수 없다」があります。
→ 끝내 알 수 없었다=最後まで分からなかった。「ついに分かった」なら드디어 알게 되었다などにする。
마침내には「悪い結果」の注記がある
韓国語基礎辞典は마침내の第1義「끝에 가서 결국에는」に「주로 부정적인 뜻으로 쓴다」と注記しています。第2義「드디어 마지막에는」は肯定的な用例(마침내 결혼하다・마침내 해결하다)が中心です。
同じ辞書の第1義の用例には「마침내 폭발하고 말았다」「마침내 가라앉다」「마침내 터지다」のような好ましくない出来事のほか、「마침내 다다르다」「마침내 해내다」もあります。注記が「주로」(主に)であるのはそのためです。標準国語大辞典の用例にも「상처가 마침내 곪아 터졌다」「마침내 그 두 사람은 헤어지게 되었다」があります。
一方で標準国語大辞典は마침내を「드디어 마지막에는」とだけ説明し、注記はありません。「ついに」を良い知らせにだけ使うと思い込まず、後ろに来る出来事で意味を判断します。
나는 화를 꾹 참았지만 마침내 폭발하고 말았다.
私は怒りをじっとこらえたが、ついに爆発してしまった。
韓国語基礎辞典の마침내 第1義の用例です。이십 년이 넘는 공사 끝에 마침내 고속철도 전 구간이 개통되었다.
20年を超える工事の末に、ついに高速鉄道の全区間が開通した。
韓国語基礎辞典の마침내 第2義の用例です。迷ったときの選び方
辞書の語釈と注記から言えるのは次のとおりです。それぞれの語の辞書の説明に当てはめて選びます。
- 良い・悪いに関わらず「結局」と結果をまとめる결국を選びます。辞書の用例に、良い結果も悪い結果も載っています。
- 待っていた出来事が「ついに」起きた드디어を選びます。韓国語基礎辞典が「기다리던 것이」と説明しています。
- 「最後まで〜しなかった」と言いたい끝내に否定の言葉(않다・못하다)を続けます。辞書に注記があります。
- 長い経過の末に起きたことを述べる마침내を使えます。ただし第1義は「주로 부정적인 뜻으로 쓴다」と注記されているので、悪い出来事にも使われる点に注意します。
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「결국」(副詞)語釈「일의 마무리에 이르러서. 또는 일의 결과가 그렇게 돌아가게」と用例(그는 결국 성공했다・나는 결국 그의 간청을 뿌리치지 못했다)、参考語彙の드디어・마침내を確認した。
- 国立国語院 韓国語基礎辞典「결국」2(副詞)語義1「일의 결과로」、語義2「모든 상황을 다 고려하면」と用例(결국 실패하다・그 말은 결국 네가 맘에 안 든다는 뜻이야)を確認した。
- 国立国語院 標準国語大辞典「마침내」語釈「드디어 마지막에는」と用例(오랜 항해 끝에 마침내 육지에 도달하였다・마침내 그 두 사람은 헤어지게 되었다)を確認した。
- 国立国語院 韓国語基礎辞典「마침내」語義1「끝에 가서 결국에는」の注記「주로 부정적인 뜻으로 쓴다」、語義2「드디어 마지막에는」と用例を確認した。
- 国立国語院 標準国語大辞典「드디어」語釈「무엇으로 말미암아 그 결과로」と用例(드디어 시험이 끝났다・꿈에 그리던 내 집을 드디어 마련했다)を確認した。
- 国立国語院 韓国語基礎辞典「드디어」語釈「기다리던 것이 끝내. 결국에 가서」と用例(드디어 여름 방학이 시작되었다・드디어 대리로 승진하였다)を確認した。
- 国立国語院 標準国語大辞典「끝내」第1義「((주로 부정을 나타내는 말과 함께 쓰여)) 끝까지 내내」、第2義「끝에 가서 드디어」と用例を確認した。
- 国立国語院 韓国語基礎辞典「끝내」語義1の注記「주로 '않다', '못하다' 등과 같은 부정을 나타내는 말과 함께 쓴다」、語義2の用例(끝내 숨지다・끝내 소망을 이루다)を確認した。
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