韓国語学習記事
비로소・기어코・급기야の意味と使い分けを語釈で確認
비로소・기어코・급기야は、「ついに」に近い場面で出てくる副詞ですが、見ている点が違います。「ようやく」「どうしても」「挙句の果てに」から引けるように、3語を並べて比べます。
비로소の意味:それまでなかったことが、そこで初めて成り立つ
비로소は「そこで初めて・ようやく」にあたる副詞で、ある時点を境に、それまで成り立たなかったことが成り立つ、または変わり始めることを表します。
標準国語大辞典の語釈は「어느 한 시점을 기준으로 그 전까지 이루어지지 아니하였던 사건이나 사태가 이루어지거나 변화하기 시작함을 나타내는 말」です。似た語との違いは、意志を貫く기어코、流れの最後を言う급기야に対し、비로소は「それまで起きていなかった」ことが前提になる点です(当サイトの目安)。
아들이 무사하다는 소식이 전해지자 비로소 어머니의 굳은 얼굴이 환해졌다.
息子が無事だという知らせが届いて、ようやく母のこわばった顔が明るくなった。
標準国語大辞典の用例です。고향을 떠나 보니 비로소 부모님의 마음을 알겠어요.
故郷を離れてみて、ようやく両親の気持ちが分かりました。
自作の例文です。日本語から引く早見表:3つの語
「そこで初めて・ようやく」は비로소、「何があってもどうしても」は기어코、「最後には・挙句の果てに」は급기야にあたります。
標準国語大辞典は、비로소を「어느 한 시점을 기준으로 그 전까지 이루어지지 아니하였던 사건이나 사태가 이루어지거나 변화하기 시작함을 나타내는 말」(ある時点を基準に、それまで成り立たなかった事が成り立つ、または変わり始めることを表す語)と説明しています。
기어코は「어떠한 일이 있더라도 반드시」(どんなことがあっても必ず)で、기어이と同じ意味とされています。급기야は「마지막에 가서는」(最後に至っては)です。いずれも品詞は副詞です。
| 語 | 日本語の目安 | 辞書の語釈の中心 |
|---|---|---|
| 비로소 | そこで初めて・ようやく(それまでは起きていなかった) | 그 전까지 이루어지지 아니하였던 사건이나 사태가 이루어지거나 |
| 기어코 | どうしても・とうとう(何があっても必ず) | 어떠한 일이 있더라도 반드시(≒기어이) |
| 급기야 | 最後には・挙句の果てに | 마지막에 가서는 |
例文で確かめる
次の例文は当サイトの自作です。同じ「ついに」でも、何を言いたいかで選ぶ語が変わります。
고향을 떠나 보니 비로소 부모님의 마음을 알겠어요.
故郷を離れてみて、ようやく両親の気持ちが分かりました。
それまでは分からなかったことが、ある時点から分かる場面です。그는 기어코 약속을 지켰어요.
彼はどうしても約束を守りました。
「どんなことがあっても必ず」という語釈に合う場面です。싸움이 점점 커지더니 급기야 경찰이 왔어요.
けんかがだんだん大きくなって、挙句の果てに警察が来ました。
流れの最後に至った出来事を言う文です。비로소は「それまで起きていなかった」ことに使う
비로소は、それまで成り立たなかったことが成り立つときの語です。意志の強さを言うなら기어코、流れの終点を言うなら급기야が合います。
비로소の語釈は「그 전까지 이루어지지 아니하였던」と、以前は起きていなかったことを前提にしています。そのため、何があっても貫く意志を言う文には合いません。
기어코は「어떠한 일이 있더라도 반드시」なので、意志や執念が背景にあるときの語です。급기야の語釈は「마지막에 가서는」だけなので、流れを追ってきた最後の出来事に置きます。この使い分けは語釈から考えた当サイトの目安です。
비로소は「それまで起きていなかったことが起きる」語で、意志を貫く意味は語釈にありません。
→ 그는 기어코 약속을 지키겠다고 고집했어요.
기어코は「どんなことがあっても必ず」の語で、ある時点から初めて変わる意味ではありません。
→ 어른이 되고 나서 비로소 부모님의 마음을 알았어요.
辞典の用例で確かめる:기어코の2つ目の義と비로소の表記
기어코には「どんなことがあっても必ず」のほかに「결국에 가서는(結局のところ)」の義があり、思い通りにならなかった出来事の結末にも使います。綴りは비로소の1つだけです。
기어코には、標準国語大辞典に義が2つあります。「1」は「어떠한 일이 있더라도 반드시」、「2」は「결국에 가서는」(結局のところ)です。「2」の用例は「어머님이 그렇게 말렸는데도 그는 기어코 뿌리치며 떠났다.」「울먹이던 아이는 기어코 울음을 터뜨렸다.」「찌푸렸던 하늘이 기어코 함박눈을 퍼붓는다.」で、意志より結末を言う文です。
「1」の用例は「부모님의 원수를 기어코 갚고 말겠다.」「기어코 그렇게 고집을 부려야 되겠니?」などです。급기야の用例は「그의 간청에 못 이겨 나는 급기야 도움을 약속했다.」で、「마지막에 가서는」の義のまま、流れの最後の出来事を言います。
비로소の用例は「아들이 무사하다는 소식이 전해지자 비로소 어머니의 굳은 얼굴이 환해졌다.」で、知らせを聞いた時点を境に表情が変わる文です。辞典は비로소を「비릇다」に「-오」が付いた語としたうえで、「비릇오」とは書かず「비로소」と書くと説明しており、見出しも비로소だけです。「비로서」と書かないよう注意してください。
울먹이던 아이는 기어코 울음을 터뜨렸다.
泣きそうだった子どもは、とうとう泣き出した。
標準国語大辞典の기어코「2」の用例です。意志ではなく、結局そうなった結末を言います。아들이 무사하다는 소식이 전해지자 비로소 어머니의 굳은 얼굴이 환해졌다.
息子が無事だという知らせが届いて、ようやく母のこわばった顔が明るくなった。
標準国語大辞典の비로소の用例です。知らせを境に、それまでと状態が変わります。参照した資料
この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「비로소」副詞「비로소」の語釈「어느 한 시점을 기준으로 그 전까지 이루어지지 아니하였던 사건이나 사태가 이루어지거나 변화하기 시작함을 나타내는 말」を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「기어코」副詞「기어코」の語釈「어떠한 일이 있더라도 반드시」と、2つ目の義「결국에 가서는」・用例、類義の기어이を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「급기야」副詞「급기야」の語釈「마지막에 가서는」を確認。
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