韓国語学習記事

韓国語の代名詞+助詞の縮約形ガイド|나는→난・그것은→그건・무엇을→뭘

「나는→난」「그것은→그건」「무엇을→뭘」のように、代名詞と助詞が結びついて音節が縮まった形は、縮まった形のまま書きます。한글 맞춤법 第33項の表と国立国語院の回答から、確認できる縮約形と助詞ごとの対応、書き間違えやすい点を整理します。

結論:代名詞と助詞が縮まった形は、縮まった形のまま書く

「나는」を「난」、「그것은」を「그건」のように、体言(代名詞など)と助詞が結びついて縮まった形は、その縮まった形のまま表記します。한글 맞춤법 第33項が「체언과 조사가 어울려 줄어지는 경우에는 준 대로 적는다(体言と助詞が結びついて縮まる場合は、縮まったとおりに書く)」と定めています。

第33項の表は、본말(元の形)と준말(縮まった形)の組として、그것은→그건、그것이→그게、그것으로→그걸로、나는→난、나를→날、너는→넌、너를→널、무엇을→뭣을/무얼/뭘、무엇이→뭣이/무에の9組を挙げています。

「나」「너」に付く縮約形(난・날・넌・널)は、助詞「는」が「ㄴ」、「를」が「ㄹ」として直前の文字の終わりに付いた形です。그게・그걸로・뭘などほかの組は形が一様ではないため、表の組を個別に確認します。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
나는→난 / 나를→날「私は」「私を」の縮約形(第33項の表に載る)は=ㄴ、を=ㄹが付いた形
너는→넌 / 너를→널「君は」「君を」の縮約形(第33項の表に載る)は=ㄴ、を=ㄹが付いた形
그것은→그건 / 그것이→그게 / 그것으로→그걸로「それは」「それが」「それで」の縮約形(第33項の表に載る)助詞ごとに形が違うので、元の助詞まで戻して確認する
무엇을→뭣을・무얼・뭘「何を」の縮約形(第33項の表に載る。3つの形が並ぶ)表に並ぶ形はどれも規範の範囲

「나」「너」の縮約形:난・날・넌・널

「私は」は「난」、「私を」は「날」、「君は」は「넌」、「君を」は「널」です。助詞が「は」か「を」かで、付く文字(ㄴ/ㄹ)が変わります。

第33項の表には、나는→난、나를→날、너는→넌、너를→널の4組が載っています。「난」「날」「넌」「널」の形を見たときは、まず「는」「를」のどちらが縮まったかを考えると、意味を取り違えません。

なお、第33項の表が挙げる人称代名詞は「나」と「너」です。「저는」の縮約形は表に載っていないため、この記事では表と国立国語院の回答で確認できた形だけを扱います。

난 학생이에요.

私は学生です。

나는→난の自作例文です。

날 도와줘.

私を助けて。

나를→날の自作例文です。

넌 어디에 가?

君はどこへ行くの?

너는→넌の自作例文です。

널 기다렸어.

君を待っていた。

너를→널の自作例文です。

「그것」「이것」「저것」の縮約形:그건・그게・그걸로

「그것은」は「그건」、「그것이」は「그게」、「그것으로」は「그걸로」に縮まります。「이것」「저것」に付く形についても、国立国語院の回答が「이걸」「이걸로」「저걸로」を縮約形の例として挙げています。

第33項の表は、그것은→그건、그것이→그게、그것으로→그걸로の3組を挙げています。

国立国語院オンライン相談室の2026年1月13日の回答は、한글 맞춤법 第33項を引き、「그것으로→그걸로」「이것으로→이걸로」「저것으로→저걸로」のように縮まると説明し、「걸로」は의존 명사「것」に助詞「으로」が結びついて縮まった形だとしています。

国立国語院の상담 사례 모음(2020年1月16日登録)は、「이것을」を「이걸」に縮めて書いても표준어 규정に反しないと答えています。理由として、한글 맞춤법 第33項が体言と助詞が結びついて縮まる場合は縮まったとおりに書くと定めていることを挙げています。

그건 제 우산이에요.

それは私の傘です。

그것은→그건の自作例文です。

그게 뭐예요?

それは何ですか?

그것이→그게の自作例文です。

이걸로 주세요.

これにしてください。

이것으로→이걸로の自作例文です。国立国語院が示す縮約形です。

「무엇」の縮約形:뭘・무얼・뭣을

「何を」は「뭘」「무얼」「뭣을」のいずれでも書けます。「何で」の意味の「무엇으로」を縮めた「뭘로」も、国立国語院オンライン相談室が「무엇으로」を줄여 쓴 形と説明しています。

第33項の表は、무엇을の縮約形として뭣을・무얼・뭘の3つ、무엇이の縮約形として뭣이・무에の2つを並べています。標準国語大辞典にも、「뭘」に「무엇을」が줄어든 말と説明される見出しがあります。

国立国語院オンライン相談室の2026年4月21日付の回答(訂正欄の記述)は、質問者が挙げた例文について、「뭘로」は「무엇으로」を줄여 쓴 것、「뭐로」は「뭐」に助詞「로」が결합한 것で、その例文では両方を쓸 수 있다と答えています。2026年1月13日の回答も、「뭘로」を대명사「무엇」に助詞「으로」が結びついて縮まった形と見ています。

뭘 먹을까요?

何を食べましょうか。

무엇을→뭘の自作例文です。

뭘로 할래요?

何にしますか。

무엇으로→뭘로の自作例文です。

뭐로 할래요?

何にしますか。

「뭐」+「로」の形の自作例文です。

書き間違えやすい点と、書き言葉での扱い

「난」「날」「넌」「널」の最後の文字(ㄴ/ㄹ)は、元の助詞が「は」か「を」かを表します。「난」を「私を」、「날」を「私は」の意味で使うと誤りになります。

国立国語院オンライン相談室の2025年5月9日の回答は、「사과를」を「사괄」のように縮めて書くことも規範的に誤りではなく、ただし文語体ではこのような表現を多少避ける傾向があるかもしれないと述べています。縮約形は規範に合う形ですが、書き言葉ではやや口語的に見える場合があることを踏まえて使い分けます。

この記事の縮約形は、間接話法の縮約形(-대요・-냬요など)とは別のものです。間接話法の縮約形は下のリンク先で確認できます。

× 날 학생이에요.

「날」は「나를(私を)」の縮約形です。「私は学生です」は「나는」の縮約形「난」を使います。

난 학생이에요.

× 널 잘 지내?

「널」は「너를(君を)」の縮約形です。「君は元気?」の「君は」は「너는」の縮約形「넌」を使います。

넌 잘 지내?

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

確認状態

この記事は公開前に、内部リンク、見出し構造、表示品質、公開データの整合を自動検査しています。自動検査は言語的な正しさを保証するものではありません。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
1
品質表示更新日