韓国語学習記事
韓国語の口語間接話法(縮約形)完全ガイド|-대요・-냬요・-(이)래요・-(으)래요・-지 말래요・-재요・-아/어 달래요
元の発話が平叙・疑問・命令・禁止・依頼・勧誘のどれで、動詞・形容詞・名詞述語のどれに付くかを先に見分けると、会話で実際によく使う8つの縮約形を選べます。
元の発話タイプと品詞で8つに分ける
動詞の平叙を伝えるなら-는대요/-ㄴ대요、形容詞・過去形・겠形の平叙なら-대요、名詞述語の平叙なら-(이)래요、疑問なら-냬요、肯定命令なら-(으)래요、禁止命令なら-지 말래요、依頼なら-아/어 달래요、勧誘なら-재요を使います。
これらはいずれも「-다고 해요」「-냐고 해요」「-(으)라고 해요」「-자고 해요」という完全な引用形が、会話でそのまま縮まった形です。国立国語院 標準国語大辞典は各縮約形を独立した見出し語として載せており、「〜が줄어든 말(縮まった言葉)」という説明で元の完全形との対応を明記しています。完全形の作り方そのものは、平叙・疑問・命令・勧誘という発話目的の4分類(別記事の間接話法ガイドが扱う範囲)ですが、実際の会話では品詞や命令の下位種類によってさらに8つの縮約形へ分かれます。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| -는대요/-ㄴ대요 | 動詞の平叙を伝える | 動詞語幹+パッチムの有無で-는대요/-ㄴ대요を選ぶか |
| -대요 | 形容詞・過去形・겠形の平叙を伝える | 形容詞語幹、または-았/었-・-겠-の後か |
| -(이)래요 | 名詞述語の平叙を伝える | 이다/아니다の語幹に付くか |
| -냬요 | 疑問を伝える | 相手が何かを尋ねたか |
| -(으)래요 | 肯定命令を伝える | 相手に行動を求めたか |
| -지 말래요 | 禁止命令を伝える | 相手にその行動をしないよう求めたか |
| -아/어 달래요 | 話し手のための依頼を伝える | 聞き手が話し手のために行動することを求めたか |
| -재요 | 勧誘を伝える | 一緒の行動を提案したか |
動詞・形容詞・名詞述語の平叙は-는대요・-대요・-(이)래요で使い分ける
動詞の平叙は-는다고 해요が縮まった-는대요(パッチムがなければ-ㄴ대요)、形容詞や-았/었-・-겠-の後は-다고 해요が縮まった-대요、名詞述語は-라고 해요が縮まった-(이)래요を使います。
国立国語院 標準国語大辞典は-는대요を「'-는다고 해요'가 줄어든 말」、-대요(同形語2の[Ⅱ]義)を「'-다고 해요'가 줄어든 말」と定義しています。-대요の[Ⅰ]義は「(형용사 어간이나 어미 '-으시-', '-었-', '-겠-' 뒤에 붙어)알고 있는 것을 일러바침을 나타내는 종결 어미」で、形容詞語幹や-었-・-겠-の後に直接付く形も同じ-대요の形になるため、動詞は-는대요、それ以外(形容詞・過去形・겠形)は-대요、と覚えると接続を迷いません。
-(이)래요は標準国語大辞典の-래요[Ⅱ]「1」に「('이다', '아니다'의 어간이나 어미 '-으시-', '-더-', '-으리-' 뒤에 붙어)'-라고 해요'가 줄어든 말」と定義されており、名詞述語(이다/아니다)専用の縮約形です。動詞・形容詞には使いません。
철수가 오늘 이 책을 다 읽는대요.
チョルスが今日この本を全部読むそうです。
動詞(읽다、パッチムあり)の平叙を-는대요で伝えています。민수 씨가 요즘 많이 바쁘대요.
ミンスさんが最近とても忙しいそうです。
形容詞(바쁘다)の平叙を-대요で伝えています。저 사람이 신입 사원이래요.
あの人が新入社員だそうです。
名詞述語(신입 사원이다)の平叙を-(이)래요で伝えています。-대요の縮約元は「-다고 해요」で、動詞の縮約元「-는다고 해요」とは別の形です。標準国語大辞典でも-는대요と-대요は別の見出し語として区別されています。
→ 動詞の平叙は-는대요(パッチムなしなら-ㄴ대요)、形容詞・過去形・겠形は-대요を使います。
標準国語大辞典は-는대요と-ㄴ대요(参考語彙)を別々の見出し語として挙げており、パッチムの有無で形が決まる普通の-는/-ㄴの規則と同じです。
→ 動詞語幹にパッチムがあれば-는대요、なければ-ㄴ대요を使います。
疑問は-냬요で伝える
-냬요は、動詞・形容詞語幹や이다の語幹、-으시-・-었-・-겠-の後に付き、「-냐고 해요」が縮まった形で、相手が尋ねた疑問文をそのまま伝えます。
国立国語院 標準国語大辞典は-냬요を「('이다'의 어간, 용언의 어간 또는 어미 '-으시-', '-었-', '-겠-' 뒤에 붙어)'-냐고 해요'가 줄어든 말」と定義しています。動詞・形容詞・名詞述語のいずれにも同じ-냬요の形が付く点が、品詞ごとに形が分かれる平叙(-는대요/-대요/-(이)래요)と異なります。
친구가 저녁에 뭐 먹었냬요.
友達が夕方に何を食べたのか尋ねました。
過去形(-었-)の後に-냬요が付いています。선배가 내일 시간 있냬요.
先輩が明日時間があるか尋ねました。
動詞(있다)の疑問を-냬요で伝えています。命令・禁止・依頼は-(으)래요・-지 말래요・-아/어 달래요で伝える
肯定命令は「-(으)라고 해요」が縮まった-(으)래요(パッチムなし・ㄹパッチムなら-래요、それ以外のパッチムなら-으래요)、禁止命令は禁止を表す補助動詞말다を使った-지 말래요、話し手のための依頼は特殊な命令活用を持つ動詞달다を使った-아/어 달래요を使います。
標準国語大辞典の-래요[Ⅱ]「2」は「(받침 없는 동사 어간, 'ㄹ' 받침인 동사 어간 또는 어미 '-으시-' 뒤에 붙어)'-라고 해요'가 줄어든 말」、-으래요は「('ㄹ'을 제외한 받침 있는 동사 어간 뒤에 붙어)'-으라고 해요'가 줄어든 말」と定義しており、パッチムの有無で-래요と-으래요に分かれる点は普通の-(으)語尾の規則と同じです。
禁止命令の-지 말래요は、補助動詞말다(同形語3)の「(동사 뒤에서 '-지 말다' 구성으로 쓰여)앞말이 뜻하는 행동을 하지 못하게 함을 나타내는 말」という禁止の意味に、上と同じ-(으)래요の縮約規則が組み合わさった形です(말다はパッチムのない語幹のため-래요が付き、말래요になります)。
依頼の-아/어 달래요は、動詞달다(同形語5)の「(동사 뒤에서 '-어 달라', '-어 다오' 구성으로 쓰여)듣는 이가 말하는 이를 위해 앞말이 뜻하는 행동을 베풂을 나타내는 말」という補助動詞の意味に基づきます。달다は命令形が普通の활용ではなく「달라」「다오」という特殊な形になる動詞で、この特殊な命令形に-(으)래요の縮約規則が働いて달래요になります。
선생님이 여기 조용히 앉으래요.
先生がここに静かに座るように言いました。
動詞(앉다、パッチムあり)の肯定命令を-으래요で伝えています。의사가 매운 음식을 먹지 말래요.
医者が辛い食べ物を食べないようにと言いました。
말다の禁止義に-(으)래요の縮約規則が働いた形です。친구가 그 책 좀 빌려 달래요.
友達がその本をちょっと貸してほしいと言いました。
달다の特殊な命令活用に-(으)래요の縮約規則が働いた形です。標準国語大辞典の말다(同形語3)の補助動詞義は「앞말이 뜻하는 행동을 하지 못하게 함(前の語の行動をできなくする)」で、禁止を表す語です。말다を見落とすと肯定命令と逆の意味になります。
→ -지 말래요は「〜しないでと言った」という禁止の伝達であることを確認します。
勧誘は-재요で伝える
-재요は、動詞語幹に付き、「-자고 해요」が縮まった形で、相手からの勧誘をそのまま伝えます。
国立国語院 標準国語大辞典は-재요(同形語2)を「(동사 어간 뒤에 붙어)'-자고 해요'가 줄어든 말」と定義しています。勧誘は性質上、動詞にのみ使う点で、平叙(品詞によって形が分かれる)や命令(肯定・禁止・依頼に分かれる)とは異なり、-재요の1つの形だけで足ります。
친구들이 이번 주말에 같이 등산하재요.
友達たちが今週末に一緒に登山しようと誘いました。
動詞(등산하다)の勧誘を-재요で伝えています。同じ伝言の場面で8つを比べる
友人からの伝言という同じ場面で8つの縮約形を並べると、元の発話が何だったかによって形が変わることがはっきりします。
민수가 그 영화 정말 재미있대요.
ミンスがその映画が本当に面白いと言っていました。
-대요:形容詞(재미있다)の平叙を伝えています。민수가 그 영화 언제 보냬요.
ミンスがその映画をいつ見るのか尋ねていました。
-냬요:疑問を伝えています。민수가 그 영화 같이 보재요.
ミンスがその映画を一緒に見ようと誘っていました。
-재요:勧誘を伝えています。민수가 그 영화 표 좀 예매해 달래요.
ミンスがその映画のチケットをちょっと予約してほしいと言っていました。
-아/어 달래요:話し手のための依頼を伝えています。元の発話が平叙(品詞により-는대요/-대요/-(이)래요)・疑問(-냬요)・肯定命令(-(으)래요)・禁止命令(-지 말래요)・依頼(-아/어 달래요)・勧誘(-재요)のどれだったかで、それぞれ固有の役割を持っています。
→ 元の発話が何を求めていたか(説明・質問・命令・禁止・依頼・勧誘)を確認してから8つの中から選びます。
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「는대요」語尾-는대요の「'-는다고 해요'가 줄어든 말」という定義を確認。動詞の平叙縮約形。
- 国立国語院 標準国語大辞典「대요」語尾-대요(同形語2)の[Ⅰ]「형용사 어간이나 어미 '-으시-', '-었-', '-겠-' 뒤에 붙어」の接続と[Ⅱ]「'-다고 해요'가 줄어든 말」という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「래요」語尾-래요の[Ⅱ]「1」(이다/아니다語幹の後、'-라고 해요'가 줄어든 말)と「2」(받침なし・ㄹ받침동사어간の後、'-라고 해요'が줄어든 말)の定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「냬요」語尾-냬요の「('이다'의 어간, 용언의 어간 또는 어미 '-으시-', '-었-', '-겠-' 뒤에 붙어)'-냐고 해요'가 줄어든 말」という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「으래요」語尾-으래요の「('ㄹ'을 제외한 받침 있는 동사 어간 뒤에 붙어)'-으라고 해요'가 줄어든 말」という定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「말다」動詞말다(同形語3)[Ⅱ]「1」補助動詞の「(동사 뒤에서 '-지 말다' 구성으로 쓰여)앞말이 뜻하는 행동을 하지 못하게 함을 나타내는 말」という禁止の定義を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「달다」動詞달다(同形語5)[Ⅱ]補助動詞の「(동사 뒤에서 '-어 달라', '-어 다오' 구성으로 쓰여)듣는 이가 말하는 이를 위해 앞말이 뜻하는 행동을 베풂을 나타내는 말」という定義と、[Ⅰ]の特殊活用(달아・다니・다오)を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「재요」語尾-재요(同形語2)の「(동사 어간 뒤에 붙어)'-자고 해요'가 줄어든 말」という定義を確認。
確認状態
この記事は公開前に、内部リンク、見出し構造、表示品質、公開データの整合を自動検査しています。自動検査は言語的な正しさを保証するものではありません。
- 確認状態
- 自動検査済み・人手確認未実施
- 内容版
- 版1
- 品質表示更新日