韓国語学習記事

韓国語「붇다」と「붓다」の書き分けガイド|水で膨らむ붇다・注ぐ腫れる붓다

麺が水を吸って伸びるのは「붇다」、鍋に水を注ぐのも顔が腫れるのも「붓다」です。形が近く取り違えやすい2つの動詞を、国立国語院の標準国語大辞典の語義と用例から整理します。

結論:水を吸って膨らむ・増えるのは붇다、注ぐ・腫れるのは붓다

「붇다」は水に濡れて体積が大きくなる、数量が増える、太るという意味です。「붓다」は液体を注ぐ、体の一部が腫れるという意味です。

標準国語大辞典で「붇다」を検索すると、動詞として1件登録されています。語義は「물에 젖어서 부피가 커지다(水に濡れて体積が大きくなる)」「분량이나 수효가 많아지다(分量や数が増える)」「살이 찌다(太る)」で、用例に「북어포가 물에 불어 부드러워지다」「몸이 많이 불었다」が挙がっています。

「붓다」は同じ辞典で4件に分かれます。「살가죽이나 어떤 기관이 부풀어 오르다(皮膚や器官が腫れる)」、「액체나 가루 따위를 다른 곳에 담다(液体や粉を別の所に入れる)」、「'부수다'의 준말(「부수다」の縮約形)」、人名の「붓다」(釈迦牟尼の別名)です。この記事では、붓다1の腫れる意味と、붓다2の液体や粉を入れる意味の2つを扱います。

× 라면이 부었어요.

水を吸って体積が大きくなるのは「붇다」の語義です。「부었어요」は「붓다」の活用形です。

→ 라면이 불었어요.

× 냄비에 물을 불었어요.

液体を別の所に入れるのは「붓다」の語義です。

→ 냄비에 물을 부었어요.

間違えやすい理由:活用すると形が似て見える

辞典の用例では、「붇다」は「불어」「불었다」「불은」、「붓다」は「부어」「붓고」のように、語幹の形が変わって現れます。

「붇다」の用例には「북어포가 물에 불어」「젖이 불었다」「몸이 불은」があり、基本形の「붇-」が「불-」になっています。「붓다」の用例には「물을 붓고」「부어 있었다」があり、「붓-」が「부-」になる形と「붓고」の形が並びます。

基本形が「붇다」か「붓다」かは、活用形ではなく意味で決めます。水を吸って大きくなる・増える・太るなら「붇다」、注ぐ・腫れるなら「붓다」と覚えます。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
붇다水に濡れて体積が大きくなる・数量が増える・太る(動詞)用例:북어포가 물에 불어、몸이 많이 불었다。活用形は불어・불었다・불은
붓다腫れる/液体や粉を別の所に入れる(動詞)用例:가마솥에 물을 붓다、부어 있었다。活用形は부어・붓고

使い分けを例文で確認する

意味ごとに、基本形が「붇다」か「붓다」かを確認します。

국수가 퉁퉁 불었어요.

麺がぶよぶよに伸びました。

水を吸って体積が大きくなるので「붇다」で、過去形は불었어요です。

냄비에 물을 부었어요.

鍋に水を注ぎました。

液体を別の所に入れるので「붓다」です。

친구가 기다리다 지쳐 잔뜩 부어 있었다.

友達が待ちくたびれてひどく不機嫌になっていた。

辞典の「붓다」には、腫れる意味とは別に、怒って不機嫌になる意味(속되게、くだけた言い方)の用例があります。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

  • 国立国語院 標準国語大辞典「붇다」動詞1件。「물에 젖어서 부피가 커지다」「분량이나 수효가 많아지다」「살이 찌다」の語義と、「북어포가 물에 불어」「젖이 불었다」「몸이 불은」の用例を確認。
  • 国立国語院 標準国語大辞典「붓다」動詞3件・名詞1件の計4件。「살가죽이나 어떤 기관이 부풀어 오르다」「액체나 가루 따위를 다른 곳에 담다」の語義と、「물을 붓고」「부어 있었다」の用例を確認。

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