韓国語学習記事

ハングル検定とTOPIKの違い(主催・級構成・試験形式・受験料・実施回数)

日本で受けられる韓国語の試験には、ハングル能力検定(ハン検)とTOPIK(韓国語能力試験)があります。主催団体、級の構成、出題形式、合格基準、受験料、実施回数を、それぞれの公式ページで確認した内容で比べます。最終確認日は2026年10月9日です。

編集:語学ドリル|

2つの試験を1表で比べる

ハン検は日本のハングル能力検定協会が実施する年2回・6階級の試験、TOPIKは韓国政府(教育部・国立国際教育院)が主催し、日本では韓国教育財団が主管する年3回・TOPIK IとIIの試験です。

表の数値は、ハン検が協会の「実施要項」と「各級レベルと合格ライン」、TOPIKが韓国教育財団の「試験概要」のページにある2026年度の内容です。受験前に、それぞれの最新の案内で確認してください。

項目ハングル検定(ハン検)TOPIK
主催・主管ハングル能力検定協会主催は大韓民国教育部・国立国際教育院、日本での主管は韓国教育財団
級の構成5級・4級・3級・準2級・2級・1級の6階級TOPIK I(1・2級)とTOPIK II(3〜6級)の2つの試験で、点数により1〜6級を評価
実施回数(2026年度)年2回(春季は6月、秋季は11月)日本では4月・7月・10月の年3回
出題形式マークシート方式。聞き取りと筆記(1級は書き取りを含み、2次に面接)マークシート方式。聞き取り・読解・筆記(TOPIK IIは作文を含む)
受験資格国籍・年齢・学歴の制限なし特になし

級の構成と合格基準の違い

ハン検は受ける級を自分で選び、級ごとに合格点が決まっています。TOPIKは受ける試験(IかII)を選び、取った点数によって級が決まります。

ハン検は、5級・4級・3級が100点満点で60点以上、準2級・2級・1級が70点以上で合格です。隣り合う級との併願ができ、受験者は級ごとに申し込みます。1級は1次試験のあとに2次試験(面接)があり、約15分の面接で最終的な合否が決まります。

TOPIKの合格基準は、TOPIK Iで1級が80点以上、2級が140点以上、TOPIK IIで3級が120点以上、4級が150点以上、5級が190点以上、6級が230点以上です。合格点に満たない場合は不合格となります。受ける前に級を選ぶのではなく、取った点数で級が決まります。

  1. ハン検:級を選んで申し込む実力に近い級を選び、その級の合格点(5〜3級は60点、準2〜1級は70点)を目指します。
  2. TOPIK:IかIIを選んで申し込む初級ならTOPIK I、中・上級ならTOPIK IIを選び、点数で1〜6級が判定されます。

試験形式・受験料・試験時間の違い

TOPIK Iの受験料は5,000円、TOPIK IIは7,700円(税込)です。ハン検の検定料は単願で、5級4,300円から1級11,000円(税込)までです。

TOPIK Iは聞き取り30問・読解40問で100分、TOPIK IIは聞き取り50問・筆記4問(作文を含む)・読解50問で、1時間目110分・2時間目70分です。TOPIK IIの筆記には、中級レベルで200〜300文字程度の説明文、上級レベルで600〜700文字程度の論述文を書く問題が含まれます。

ハン検は、5級・4級が聞き取り30分・筆記60分、2級・1級は筆記80分です。聞き取りは40点、筆記は60点の配点で、級によっては聞き取りと筆記それぞれに必須得点があります。聞き取り試験を受けずに筆記だけを受験すると不合格になります。

どんな目的で使われるか

TOPIKは、韓国の大学・大学院への入学や、永住権・結婚移民ビザの申請など、韓国での手続きに必要になる場合があります。ハン検の公式ページは、各級を韓国・朝鮮語の習熟度の段階として示しています。

韓国教育財団の「資格の活用について」には、外国人が韓国の大学・大学院に入学するとき、GKS・韓日教育交流事業の選考で加算点が付くとき、韓国の永住権取得や結婚移民ビザの発給申請のとき、韓国企業の採用や人事基準、日本国内の企業や大学の選抜基準などに活用されると書かれています。提出先ごとに扱いが異なるため、詳しくは提出先へ確認します。

ハン検の協会ページでは、5級を「韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階」とし、1級を「幅広い場面で用いられる韓国・朝鮮語を十分に理解し、自由自在に用いて表現できる」段階としています。自分の習熟度を級で測りたい場合の目安になります。就職や留学での扱いは、提出先の案内で確認してください。

選び方の目安と、続けて確認すること

韓国の大学・ビザなど韓国側の提出先がある場合は、提出先が求める試験を先に確認します。習熟度を段階的に測りたい場合は、ハン検も選べます。

どちらも受験資格に制限はありません。日程や申請期間が先に来る方から確認すると、申し込みを逃しにくくなります。

具体的な試験日・申請期間・合格ラインは、それぞれの日程ページにまとめています。文法を問題で確認したい場合は、TOPIK I・II向けの練習ページを使えます。

参照した資料

数値は主催・主管団体の公開ページの記載にそって整理しています。公開ページに無い内容は掲載していません。

確認状態

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確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
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版1
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