韓国語学習記事

韓国語の「誰でも・どこでも・いつでも」|누구나・어디든지・언제든지・아무라도の作り方

疑問詞に 나・든지・라도 を付けて「誰でも」「どこでも」「いつでも」を表す形を、標準国語大辞典の語釈と用例から整理します。「誰も〜ない」の 아무도 との違いも扱います。

編集:語学ドリル|

疑問詞に付ける3つの助詞(早見表)

疑問詞(누구・무엇・어디・언제)の後ろに 나・든지・라도 を付けると、「特定せず、どれでも・誰でも」の意味になります。後ろの述語は肯定でも使えます。

標準国語大辞典は、누구 の語釈「2」を「특정한 사람이 아닌 막연한 사람」とし、用例に「누구든지 할 수 있다.」「죄를 지으면 누구나 벌을 받는다.」を挙げています。어디 の「3」も「일정하게 정해져 있지 아니하거나 꼭 집어 댈 수 없는 곳」とし、用例に「어디든 가도 좋다.」があります。

언제 の語釈「3」には「조사 ‘든’, ‘든지’, ‘라도’ 따위와 함께 쓰여」と書かれ、用例は「언제든지 서비스를 받으실 수 있습니다.」「언제라도 찾아가실 수 있습니다.」です。

形日本語の目安例
疑問詞 + (이)나どれでも・誰でも(全部を含める)누구나 / 무엇이나 / 어디나
疑問詞 + (이)든지(縮約 (이)든)どれを選んでも・誰でも差がない누구든지 / 어디든지 / 언제든
疑問詞 + (이)라도誰であっても・いつであっても(辞書の用例にある形)아무라도 / 언제라도 / 어디라도

나・든지・라도 の語釈の違い

辞書の語釈では、이나 は「여러 가지 중에서 어느 것을 막론하고 모두 포함함」、이든지 は「어느 것이 선택되어도 차이가 없는」ことを表す補助詞です。

이나 の語釈の一つは「여러 가지 중에서 어느 것을 막론하고 모두 포함함을 나타내는 보조사」で、用例は「무엇이나 다 잘 먹어서」です。이든지 の語釈は「어느 것이 선택되어도 차이가 없는 둘 이상의 일을 나열함을 나타내는 보조사」です。이든 は 이든지 の縮約形です。

이라도 は、語釈「1」が「그것이 썩 좋은 것은 아니나 그런대로 괜찮음」を表す補助詞(차선の選択)と説明しています。疑問詞と 라도 が組む形は、아무 と 언제 の辞書の用例(아무라도・언제라도)で確認できます。疑問詞と組んだときの3つの使い分けを直接説明した記述は、辞書では確認できませんでした。そのため、この記事は辞書の語釈と用例にある範囲だけを書いています。

助詞は、疑問詞が母音で終わるときは 나・든지・라도、子音で終わるときは 이나・이든지・이라도 になります(누구 → 누구나、무엇 → 무엇이나)。

例文で確かめる

肯定の述語と組む形を、疑問詞ごとに確認します(例文は当サイトの自作です)。

이 문은 누구나 열 수 있어요.

このドアは誰でも開けられます。

누구 + 나。人を特定せず全員を含めます。

무엇이든지 물어보세요.

何でも聞いてください。

무엇 + 이든지。どれを聞いても差がない言い方です。

어디든지 같이 갈게요.

どこへでも一緒に行きます。

어디 + 든지。場所を特定しません。

언제든지 연락하세요.

いつでも連絡してください。

언제 + 든지。時を特定しません。

이 일은 아무라도 할 수 있어요.

この仕事は誰にでもできます。

標準国語大辞典の用例にある形です。아무 + 라도。

「誰も〜ない」の 아무도 とは述語の向きが逆

아무도 は否定の述語と組み、누구나・아무나 などは肯定の述語と組みます。述語の向きで選びます。

標準国語大辞典は、아무 が「흔히 부정의 뜻을 가진 서술어와 호응하나, ‘나’, ‘라도’와 같은 조사와 함께 쓰일 때는 긍정의 뜻을 가진 서술어와 호응하기도 한다」と説明しています。用例は「아직 아무도 안 왔다.」「이 일은 아무라도 할 수 있어.」です。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
아무도 + 否定誰も〜ない아무도 안 왔어요
누구나・아무나 + 肯定誰でも〜できる누구나 올 수 있어요

언제나 と 언제든지 は別の言い方

언제나 は「いつも・常に」、언제든지 は「いつでも(どの時点でも)」で、同じ訳になりやすいものの別の語です。

標準国語大辞典で 언제나 は独立した副詞で、語釈は「모든 시간 범위에 걸쳐서. 또는 때에 따라 달라짐이 없이 항상」です。一方、언제든지 は 언제 に 든지 が付いた形で、時が特定されないことを表します。

× 아무도 올 수 있어요

아무도 は否定の述語と組みます。肯定で「誰でも」と言うには 나・라도 を付けます。

→ 아무나 올 수 있어요 または 누구나 올 수 있어요 にします。

× 누구나 없어요

누구나 は「誰でも」で、「誰もいない」の意味にはなりません。

→ 아무도 없어요 にします。

× 언제나 연락하세요(「いつでも連絡して」のつもり)

언제나 は「いつも・常に」の語釈です。「どの時点でも」を言うなら 든지 を付けた形が辞書の用例にあります。

→ 언제든지 연락하세요 にします。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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