韓国語学習記事

韓国語の가다と오다ガイド

갈게요・올게요の使い分け

가다は「ある場所から別の場所へ移る」動き、오다は「話し手や基準になる人のいる方へ近づく」動きと、標準国語大辞典は説明しています。語釈の違いだけをもとに、갈게요と올게요の選び方を整理します。

編集:語学ドリル|

辞書の語釈:基準になる人がいるかどうか

標準国語大辞典の語釈では、가다は「한곳에서 다른 곳으로 장소를 이동하다」、오다は「말하는 사람 혹은 기준이 되는 사람이 있는 쪽으로 움직여 위치를 옮기다」です。

どちらも「移動する」動詞ですが、오다の語釈にだけ「말하는 사람 혹은 기준이 되는 사람이 있는 쪽」(話し手、または基準になる人のいる方)という向きが入っています。가다の語釈には、この向きの条件がありません。

ここからは当サイトの読み取りです。움직임の向きを「基準になる人のいる方へ近づくか」で決めるのが오다で、それ以外の「場所を移る」動きを広く受けるのが가다です。語釈に書かれているのはここまでで、日本語の「行く・来る」との細かな違いは、この記事では扱いません。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
가다한곳에서 다른 곳으로 장소를 이동하다語釈に向きの条件が書かれていない
오다말하는 사람 혹은 기준이 되는 사람이 있는 쪽으로 움직여 위치를 옮기다基準になる人のいる方へ近づく

갈게요:別の場所へ向かう約束

-(으)ㄹ게요は、これからする行動を相手に約束する文末です。가다に付けた갈게요は「これから別の場所へ移ります」と伝えます。

次の例文は当サイトの自作です。どれも、話し手が今いる場所とは別の場所へ移る場面です。

내일 학교에 갈게요.

明日、学校に行きます。

自作例。話し手は今、学校にいません。

지금 그쪽으로 갈게요.

今、そちらへ向かいます。

自作例。相手のいる場所へ移る約束です。

올게요:基準になる人のいる方へ近づく約束

오다に付けた올게요は、話し手や基準になる人のいる方へ近づく動きを約束します。待っている人がいる場所へ戻る場面で使えます。

次の例文は自作です。基準になる人(待っている人、家にいる人)がいる方へ近づく動きを表しています。

잠깐만요, 금방 올게요.

少し待ってください、すぐ戻ります。

自作例。待っている人のいる場所へ近づく動きです。

친구가 우리 집에 왔어요.

友だちがうちに来ました。

自作例。話し手のいる家へ近づく動きなので、오다です。
× 친구가 우리 집에 갔어요.(話し手が家にいて、友だちが訪ねてきた場面)

話し手のいる家へ近づく動きは、오다の語釈(말하는 사람 … 있는 쪽으로)に当たります。가다だと、話し手のいる方とは別の場所へ移ったことになります。

→ 친구가 우리 집에 왔어요.

× 택배가 지금 우리 집으로 가요.(話し手が家にいて、配達が近づいてくる場面)

話し手のいる家へ近づく動きは、오다の語釈(말하는 사람 … 있는 쪽으로)に当たります。가다だと、話し手のいる方とは別の場所へ向かう動きに聞こえます。

→ 택배가 지금 우리 집으로 와요.

迷ったときの見分け方

動いた先に、話し手や基準になる人がいるかどうかを見ます。

  1. 動く先に、基準になる人がいる오다。待っている人のところへ戻る、話し手のいる場所へ来る、など。
  2. 基準になる人がいない別の場所へ移る가다。学校へ行く、そちらへ向かう、など。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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