韓国語学習記事

韓国語「부치다」と「붙이다」の書き分けガイド|発音が同じ正誤混同語を意味で見分ける

「送る」の부치다と「付ける」の붙이다は、発音がどちらも近く書き分けに迷う語です。国立国語院の標準国語大辞典の一次資料から、意味の違いと辞書上の扱いの違いを整理します。

結論:意味で選ぶ

手紙や物を送るという意味では「부치다」、物をくっつけて離れないようにするという意味では「붙이다」と書きます。二つは辞書上も別の見出し語として登録されています。

国立国語院 標準国語大辞典は「부치다」を動詞として登録し、「편지나 물건 따위를 일정한 수단이나 방법을 써서 상대에게로 보내다(手紙や物などを一定の手段・方法で相手に送る)」という語義を示しています。

同じ辞典で「붙이다」も動詞として登録され、「맞닿아 떨어지지 않게 하다(ぴったり接して離れないようにする)」という語義とともに、「'붙다'의 사동사(『붙다(付く)』の使役動詞)」という注記が付いています。

× 편지를 붙였어요.

送るという意味では「부치다」を使います。「붙이다」は物をくっつけて離れないようにするという別の意味の語です。

편지를 부쳤어요.

× 우표를 부쳤어요.

切手を貼るという「くっつける」意味では「붙이다」を使います。「부치다」は手紙や物を送るという別の意味の語です。

우표를 붙였어요.

混同される理由:辞書上も発音が同じ語として並ぶ

부치다と붙이다は発音が同じになり、耳で聞いても表記だけを見ても区別しにくい語です。

標準国語大辞典で부치다は、부치다1(不足する)・부치다2(送る)・부치다3(耕作する)・부치다4(調理する)・부치다5(あおいで風を起こす)という5つの独立した見出し語として登録されており、いずれの語義にも「붙다の사동사」という注記はありません。

一方、붙이다は辞書上「'붙다'의 사동사」と明記されており、「付く」を意味する붙다と直接結び付く語として登録されています。부치다にはこの붙다との関係を示す注記が無いという点が、辞書の記述から確認できる違いです。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
부치다送るなど複数の語義を持つ独立語(動詞)標準国語大辞典で부치다1〜5として登録。붙다の사동사という注記は無い
붙이다くっつけて離れないようにする(動詞)標準国語大辞典で'붙다'의 사동사と明記される

使い分けを例文で確認する

実際の文で比べると、부치다は物を送る場面、붙이다は物をくっつける場面という、意味の異なる場面で使われることが分かります。

고향에 계신 부모님께 소포를 부쳤어요.

故郷にいる両親に小包を送りました。

送るという意味の부치다です。

봉투에 우표를 붙였어요.

封筒に切手を貼りました。

くっつけるという意味の붙이다です。

게시판에 안내문을 붙였어요.

掲示板に案内文を貼りました。

貼り付けるという意味の붙이다です。부치다とは意味が異なります。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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