韓国語学習記事

韓国語「왠지」と「웬지」の書き分けガイド|正しいのは왠지

「왠지」と「웬지」のどちらを書くか迷ったとき、発音の印象ではなく、二つの語の成り立ちと品詞の違いから判断する方法を、国立国語院の一次資料とあわせて整理します。

結論:迷ったときは「왠지」が正しい

理由がはっきりしないという意味で使う語は常に「왠지」と書きます。「웬지」という表記は標準国語大辞典に見出し語として登録されていません。

国立国語院 標準国語大辞典は「왠지」を副詞として登録し、「왜 그런지 모르게(なぜかは分からないが)」「뚜렷한 이유도 없이(はっきりした理由もなく)」と語義を示しています。理由を説明できないという意味でこの語を使うときは、常に「왠지」の形で書きます。

国立国語院オンライン相談室(온라인가나다)も「'왠지'는 '왜인지'에서 줄어든 말로, '왜 그런지 모르게' 또는 '뚜렷한 이유도 없이'라는 뜻의 부사입니다」と回答しており、왠지が왜인지(なぜなのか)の縮まった形であることを明らかにしています。

× 웬지 기분이 좋아요.

「理由もなく」の意味で使う語は「왠지」で、「웬지」という表記は標準国語大辞典に見出し語として登録されていません。

왠지 기분이 좋아요.

× 왠일이에요?

「どうしたこと」を意味する語は、冠形詞웬を使った웬일(어찌 된 일)で、理由を表す왠지の왠とは別の語です。왠일と書くのは誤りです。

웬일이에요?

왠と웬が混同される理由:発音が同じで役割が違う

왠と웬は発音上区別しにくいですが、왠は왜인지の縮約形にしか使わず、웬は「어찌 된(どうした)」「어떠한(どのような)」を意味する別の単語(冠形詞)です。

国立国語院オンライン相談室は、「웬 말이냐」に使われる「웬」について、「'어찌 된', '어떠한'의 뜻을 가진 관형사로서, '왜'와 관련 없는 말이므로 '왠'으로 적지 않고 '웬'으로 적는 것이 바릅니다(『어찌 된』『어떠한』という意味を持つ冠形詞で、『왜』とは関係ない言葉なので『왠』ではなく『웬』と書くのが正しい)」と説明しています。웬は理由(왜)とは無関係の、別の由来を持つ単語だということです。

同じ相談室の別の回答は、웬の用例として「웬 영문인지 모르겠다(どういうわけか分からない)」「웬 낯선 사람이 오는가 해서 나왔다(どこの見知らぬ人が来るのかと思って出てきた)」を挙げ、「웬일(どうしたこと)」のように名詞と結びついた形でも使われるとしています。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
왠지理由がはっきりしないさま(副詞)왜인지が縮まった形。理由・原因を話す場面でしか使わない
「어찌 된」「어떠한」(どうした・どのような、冠形詞)웬일・웬 사람のように名詞の前に置く。왜とは無関係

使い分けを例文で確認する

実際の文で並べると、왠지は理由を説明できない場面、웬は「どうした」「どのような」と尋ねたり驚いたりする場面で使われることが分かります。

오늘은 왠지 기분이 좋아요.

今日はなぜか気分がいいです。

理由が言えないという意味なので왠지を使います。

이게 웬일이에요?

これはどうしたことですか。

「どうした」の意味の웬일で、왠일とは書きません。

밖에 웬 사람이 서 있어요.

外に見知らぬ人が立っています。

「どのような/見知らぬ」を意味する冠形詞웬で、名詞사람の前に置きます。

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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