韓国語学習記事

韓国語の分かち書き(띄어쓰기)の規則ガイド

助詞・依存名詞・補助用言

韓国語は単語ごとに空けて書きますが、助詞は前の語に付け、依存名詞は空け、補助用言は空けるのが原則です。国立国語院の「한글 맞춤법」第41項・第42項・第47項の原文から、迷いやすい지・뿐・대로・만큼・만、보조 용언、공부하다と공부를 하다の違いを整理します。

編集:語学ドリル|

分かち書きの基本は「単語ごとに空ける」

한글 맞춤법 第2項は「문장의 각 단어는 띄어 씀을 원칙으로 한다」と定めています。そのうえで、助詞は単独で使えないため前の語に付けて書きます。

第2項の解説は、助詞は自立性がなく、前の語がなくては現れないので、いつも前の語に付けて書くと説明しています。動詞や形容詞の語幹と語尾は単語ではなく、「먹는다」のように合わさって初めて1語になります。

この記事では、迷いやすい3つの規定を順に確認します。助詞(第41項)、依存名詞(第42項)、補助用言(第47項)です。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
助詞(第41項)앞말에 붙여 쓴다꽃이・꽃처럼・거기도・멀리는
依存名詞(第42項)띄어 쓴다아는 것이 힘이다・먹을 만큼 먹어라
補助用言(第47項)띄어 씀が原則、붙여 쓰기も許容불이 꺼져 간다/꺼져간다

助詞は前の語に付ける(第41項)

第41項は「조사는 그 앞말에 붙여 쓴다」と定めています。例は「꽃이」「꽃마저」「꽃밖에」「꽃에서부터」「꽃으로만」「꽃이나마」「꽃이다」「꽃입니다」「꽃처럼」「어디까지나」「거기도」「멀리는」「웃고만」です。

解説によると、助詞が2つ以上続く場合(학교에서처럼・나에게만이라도・여기서부터입니다・아이까지도)や、語尾のあとに付く場合(말하면서까지도・사과하기는커녕・먹을게요・놀라기보다는)も、すべて前の語に付けて書きます。

「입니다」「이다」も서술격 조사として、앞의 名詞に付けて書きます。「꽃 입니다」と空けるのは誤りです。

학교에서처럼

学校でのように

助詞が連続しても全部つなげます。第41項の解説の例です。

먹을게요

食べますね

語尾の後ろでも空けません。第41項の解説の例です。
× 학교 에서 공부해요.

「에서」は助詞なので、前の名詞から離しません。

→ 학교에서 공부해요.

× 이것은 책 입니다.

「입니다」は助詞(서술격 조사)で、前の語に付けて書きます。

→ 이것은 책입니다.

依存名詞は前の語と空ける(第42項)

第42項は「의존 명사는 띄어 쓴다」と定めています。例は「아는 것이 힘이다」「나도 할 수 있다」「먹을 만큼 먹어라」「아는 이를 만났다」「네가 뜻한 바를 알겠다」「그가 떠난 지가 오래다」です。

依存名詞は、前に修飾する語がなければ使えませんが、名詞の働きをする単語なので空けて書きます。ただし、形が同じ助詞や語尾の一部と間違えやすい語があります。

解説は、見分け方を「体言のあとなら助詞で붙여 쓴다、用言の連体形のあとなら依存名詞で띄어 쓴다」とまとめています(下の表)。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
뿐남자뿐이다(助詞・付ける)/웃을 뿐이다(依存名詞・空ける)名詞のあとか、連体形のあとか
대로약속대로(助詞・付ける)/아는 대로 말한다(依存名詞・空ける)名詞のあとか、連体形のあとか
만큼고등학생만큼(助詞・付ける)/볼 만큼 보았다(依存名詞・空ける)名詞のあとか、連体形のあとか
만하나만 알고(助詞・付ける)/사흘 만에(依存名詞・空ける)限定・比較か、時間の経過・回数か
지큰지 작은지(語尾の一部・付ける)/떠난 지 보름(依存名詞・空ける)疑問・推測の語尾か、時間の経過か
× 웃을뿐이다.

連体形(웃을)のあとの「뿐」は依存名詞なので空けます。

→ 웃을 뿐이다.

× 한국어를 공부한지 일 년이 됐어요.

時間の経過を表す「지」は依存名詞なので、前の語と空けます。

→ 한국어를 공부한 지 일 년이 됐어요.

× 약속 대로 하세요.

体言(약속)のあとの「대로」は助詞なので付けます。

→ 약속대로 하세요.

보조 용언は空けるのが原則、붙여 쓰기も許される(第47項)

第47項は「보조 용언은 띄어 씀을 원칙으로 하되, 경우에 따라 붙여 씀도 허용한다」と定めています。空ける形が原則で、付ける形が許容です。

規定の例は「불이 꺼져 간다」「내 힘으로 막아 낸다」「그릇을 깨뜨려 버렸다」「비가 올 듯하다」「그 일은 할 만하다」「잘 아는 척한다」などで、いずれも付ける形も許容されます。

解説によると、붙여 쓰기が許容されるのは、「본용언+-아/-어+보조 용언」の構成(먹어 보았다/먹어보았다)と、「관형사형+보조 용언(의존 명사+하다/싶다)」の構成(아는 체하다/아는체하다)の2つです。

例外もあります。前の語に助詞が付く場合や、前の語が合成用言の場合、間に助詞が入る場合は、あとの補助用言を空けます(例:책을 읽어도 보고、그가 올 듯도 하다、잘난 체를 한다)。

「-ㄴ가・-나・-ㄹ까・-지」などの終結語尾のあとでは、補助用言を付けて書けません(책상이 작은가 싶다、그가 밥을 먹나 보다)。なお「도와드리다」は標準国語大辞典が1語として扱うため、いつも付けて書きます。

먹어 보았다 / 먹어보았다

食べてみた

どちらも許容されます。解説の例です。

책을 읽어도 보고

本を読んでもみて

間に助詞「도」が入るので、「보고」は空けます。規定の例です。

공부하다と공부를 하다:「하다」を付けるか、空けるか

標準国語大辞典には「공부하다」(学問や技術を学び身につける)が動詞の見出しとして載っています。「공부」と「하다」の間に助詞が入ると、「하다」は別の単語として空けます。

「공부하다」は名詞に「하다」が付いて1語になった動詞なので、付けて書きます。一方「공부를 하다」のように「를」が入ると、「공부」と「하다」は別々の単語で、空けて書きます。第2項の「単語ごとに空ける」が根拠です。

ここからは当サイトの読み取りです。「공부해요」と「공부를 해요」はどちらも使えます。助詞を入れるのは、「공부를 많이 해요」のように間に別の語を挟みたいときです。

공부해요.

勉強します。

当サイトの例文です。「공부하다」を1語として付けます。

공부를 많이 해요.

たくさん勉強します。

当サイトの例文です。「를」と副詞が入るので、「해요」を空けます。
× 공부를해요.

助詞「를」が入ると「하다」は別の単語になるので、空けます。

→ 공부를 해요.

迷ったときの見分け方

分かち書きは、直前の語の品詞と形を見て順に判断します。

  1. 助詞なら付ける「이/가・을/를・에서・처럼・도・는・만」などが名詞のあとに付く形は、前の語に付けて書く形です(第41項)。
  2. 連体形のあとの뿐・대로・만큼は空ける「웃을 뿐」「아는 대로」「볼 만큼」は依存名詞です。名詞のあとなら助詞なので付けます(第42項)。
  3. 시간の経過を表す지・만は空ける「떠난 지 보름」「사흘 만에」は依存名詞です(第42項)。
  4. 補助用言は空けるのが原則「먹어 보다」「올 듯하다」は付ける形も許容されますが、助詞を挟むときは空けます(第47項)。
  5. 「공부를 하다」のように助詞が入るなら空ける助詞を挟まない「공부하다」は1語として付けます。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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