韓国語学習記事
韓国語の -다고요・-냐고요・-자고요・-(으)라고요|強調して伝える・重ねて尋ねる文末の使い分け
引用形に요を付けて文を終える -다고요・-냐고요・-자고요・-(으)라고요を、標準国語大辞典の語釈にもとづいて「強調して伝える」働きと「重ねて尋ねる」働きに分けて整理します。
引用形で文を終える:-다고・-냐고・-자고・-(으)라고の元の形
-다고(平叙)・-냐고(疑問)・-자고(勧誘)・-(으)라고(命令)は、間接引用の形をそのまま文末に置いた語尾です。丁寧に言うときは요を付けて-다고요・-냐고요・-자고요・-(으)라고요にします。
標準国語大辞典は、終結語尾の「-다고」を「해할 자리에 쓰여, 자신의 생각이나 주장을 청자에게 강조하여 일러 주는 뜻을 나타내는 종결 어미」、「-냐고」を「해할 자리에 쓰여, 거듭 물음을 나타내는 종결 어미」と説明しています。「-라고」「-자고」「-으라고」の終結語尾にも、-다고と同じ語釈があります。
間接引用の「-다고 하다」から「하다」を省いた形なので、平叙は-다고、疑問は-냐고、勧誘は-자고、命令は-(으)라고が付くのは、間接話法のガイドと同じ対応です。この辞典の語釈は、各形が平叙・疑問・命令・勧誘のどれに対応するかを直接書いてはいないので、対応は間接引用の形から読み取っています。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| -다고요 | 自分の考えや主張を強調して伝える | 저는 괜찮다고요. |
| -냐고요 | 同じ問いをもう一度、重ねて尋ねる | 지금 몇 시냐고요. |
| -자고요 | 誘う内容を強めて伝える | 같이 가자고요. |
| -(으)라고요 | 命令・依頼の内容を強めて伝える | 빨리 오라고요. |
저는 정말 괜찮다고요.
私は本当に大丈夫なんですってば。
自分の主張を強めて言う場面です。当サイトの自作例文です。지금 몇 시냐고요.
今何時かと聞いているんです。
相手が聞き取れなかった問いを重ねて尋ねる場面です。自作例文です。내일 같이 가자고요.
明日一緒に行こうって言っているんです。
誘いを強めて伝える場面です。自作例文です。強調して言う場合と相手の言葉を繰り返す場合:文脈で読み分ける
辞典で確認できるのは、-다고の「強調して伝える」働きと、-냐고の「重ねて尋ねる」働きです。相手の言葉を-다고요の形で繰り返す使い方は、当サイトの自作例文で示す場面で、前の発話が自分のものか相手のものかで読み分けます。
自分の主張を強調する場合は「정말」「진짜」などの強めの語と一緒に使われ、「〜と言っているのに」という気持ちが出ます。相手の言葉を繰り返す場合は、相手が直前に言った内容をそのまま-다고요の形にして、確かめる形にします。
辞典の語釈で確認できるのは「-다고」の強調と「-냐고」の重ねて尋ねる働きまでです。聞き返しの-다고요がどの場面で使えるかは、辞典の語釈では確認できていないため、当サイトの自作例文で形だけを示します。
A: 오늘 시험이 취소됐어요. B: 취소됐다고요?
A:今日の試験が中止になりました。B:中止になったんですか?
相手の言葉を繰り返して確かめる使い方です。自作例文です。A: 숙제를 안 했어요. B: 안 했다고요?
A:宿題をしていません。B:していないんですか?
相手の言葉を-다고요の形で繰り返しています。自作例文です。「何時かと聞いている」と重ねて尋ねるときは-냐고요の形です。고を落とすと間接疑問の形が崩れます。
→ 지금 몇 시냐고요?
-(으)라고요は命令・依頼を伝える形です。誘いを強めて伝えるなら-자고요を使います。
→ 같이 가자고요.
間接話法の完全形を確認する → / 伝言の縮約形 -대요・-냬요・-재요を確認する → / 「〜という」の -다는・-(이)라는を確認する →
名詞を繰り返す形:-(이)라고요は名詞の最後のパッチムで形が変わる
相手が言った名詞をそのまま繰り返すときは、名詞の最後の音節にパッチムがあれば-이라고요、なければ-라고요を付けます。「학생이라고요?」「의사라고요?」のように、名詞の後に이다の引用形が続きます。
名詞や이다・아니다で終わる述語を引用する形は、間接話法のガイドでも-이라고 하다・-라고 하다として扱っています。요を付けて文末に置いた-(이)라고요も、名詞の最後のパッチムで이が入るかどうかが決まります。
動詞・形容詞を繰り返すときは-다고요ですが、名詞だけを繰り返すときは-(이)라고요を使うので、品詞を取り違えないようにします。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| パッチムあり | 名詞+이라고요 | 학생이라고요?(学生だと言いましたか) |
| パッチムなし | 名詞+라고요 | 의사라고요?(医者だと言いましたか) |
A: 저분이 우리 선생님이에요. B: 선생님이라고요?
A:あの方が私たちの先生です。B:先生ですって?
名詞の最後にパッチムがあるので이라고요が付きます。自作例文です。A: 이 사람은 의사예요. B: 의사라고요?
A:この人は医者です。B:医者ですって?
名詞の最後にパッチムがないので라고요が付きます。自作例文です。名詞の最後にパッチムがないときは이を入れず、-라고요を付けます。
→ 의사라고요?
名詞の最後にパッチムがあるときは、-이라고요を付けます。
→ 학생이라고요?
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「다고」「-다고」の終結語尾が「해할 자리에 쓰여, 자신의 생각이나 주장을 청자에게 강조하여 일러 주는 뜻을 나타내는 종결 어미」と説明されていることを確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「냐고」「-냐고」の終結語尾が「해할 자리에 쓰여, 거듭 물음을 나타내는 종결 어미」と説明されていることを確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「자고」「-자고」「-라고」「-으라고」の終結語尾に「-다고」と同じ語釈があることを確認。
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