韓国語学習記事

韓国語の継続の結果・気づき

-다 보니・-더라고요・-고 나서야の使い分け

続けた末に気づいたことは-다 보니、見聞きして知ったことは-더라고요、終えてからやっと分かったことは-고 나서야で言い分けます。国立国語院 標準国語大辞典の語釈をもとに、「-다가」「-더라」と、順序を表す「-고서」の説明から3つの違いを整理します。

編集:語学ドリル|

最初に分けること:続けた末の結果か、見聞きした気づきか、終えてからか

続けるうちに状態が変わったなら-다 보니、自分が経験して知ったことを伝えるなら-더라고요、先に終えた動作の後でようやく分かったなら-고 나서야を選びます。

-다 보니は、「-다가」と「보니」が重なった形です。標準国語大辞典は「-다가」を、ある動作や状態が中断して別の動作や状態に変わることを表す連結語尾としています。続けていた動作から次の状態へ移る流れが、-다 보니の土台にあります。

-더라고요は、「-더라」に引用を表す助詞「고」が付いた「-더라고」に、丁寧を表す「요」が付いた形です。標準国語大辞典は「-더라」を、話し手が過去に直接経験して新しく知った事実をそのまま伝える終結語尾としています。

-고 나서야は「-고 나서」(〜し終えてから)に「야」が付いた形です。標準国語大辞典の「-고서」は別の語尾ですが、前後の節の2つの出来事に時間の順序があり、前の節の出来事が先立つことが強調される連結語尾で、順序の意味は-고 나서と近い関係にあります。「야」を付けると、先に終えた出来事の後で初めて、という意味合いが加わります。

形日本語のめやす手がかり
-다 보니続けているうちに〜になった続けた動作の末に、いまの状態や気づきがある。「-다가」の中断・転換が土台。
-더라고요〜していましたよ・〜でしたよ話し手が直接経験して知ったことを伝える。「-더라」の経験して知るという意味が土台。
-고 나서야〜してからやっと先の出来事が終わってから分かる・できる。「-고서」の前節が先立つ順序が強調される。

매일 듣다 보니 발음이 좋아졌어요.

毎日聞いているうちに、発音がよくなりました。

続けた結果の変化です。自作の例文です。

어제 가 보니까 사람이 많더라고요.

昨日行ってみたら、人が多かったですよ。

自分が見て知ったことを伝える形です。自作の例文です。

시험이 끝나고 나서야 실수를 알았어요.

試験が終わってからやっと、ミスに気づきました。

終えた後で初めて分かった場面です。自作の例文です。

選び方:後ろの文が「変化」か「伝達」か「遅い気づき」か

後ろの文に変化・習慣が来るなら-다 보니、「〜でしたよ」と伝える口調なら-더라고요、「もっと早く」という遅さを含むなら-고 나서야が合います。

-다 보니の前には、「듣다」「살다」「일하다」のように続けられる動作が来ます。「한 번 가다 보니」のように一度きりの動作を置くと、続けた末という意味が出にくくなります。

-더라고요は、聞き手に「私が見たらこうでしたよ」と伝える形です。自分の過去の経験が前提なので、自分自身の今の気持ちを言う文には向きません。

× 한 번 가다 보니 좋았어요.

-다 보니は続けるうちに、という意味を持ちます。一度の経験を言うなら、-아/어 보니(〜してみたら)が自然です。

→ 한 번 가 보니 좋았어요.

× 저는 지금 피곤하더라고요.

-더라고요は過去に直接経験して知ったことを伝える形です。いまの自分の状態を言うときは使いません。

→ 저는 지금 피곤해요.

-고 나서야:終えた後で初めて分かる・できるときに使う

-고 나서야は、先に終えた出来事のあとで、ようやく気づく・できるようになる場面に使います。順序を言うだけなら-고 나서で足ります。

順序を表す連結語尾「-고서」は、標準国語大辞典で、前の節の出来事が後の節に先立つことが強調されると説明されています。-고 나서야は、この順序に「その後でようやく」という意味合いを足す言い方です。

後ろの文には、「알았다」「깨달았다」「시작했다」のように、終えた後で起きたことを置くと自然です。

続けた末の変化は-다 보니、経験して知ったことの伝達は-더라고요と、役割が分かれます。気づきの文でも、「終えるまで気づかなかった」という遅さを言いたいときだけ-고 나서야を選びます。

집에 돌아오고 나서야 지갑이 없는 걸 알았어요.

家に帰ってからやっと、財布がないことに気づきました。

帰宅という出来事の後で気づいた場面です。自作の例文です。

친구가 떠나고 나서야 고마움을 알게 됐어요.

友達が去ってからやっと、ありがたさが分かりました。

遅い気づきを表す例です。自作の例文です。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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