韓国語学習記事

韓国語の慣用句入門|발이 넓다・귀가 얇다など体の部位を使う13表現の意味と使い方

足・手・口・耳・目を使う韓国語の慣用句13個を、標準国語大辞典の意味と用例にもとづいて整理します。形が似た表現の取り違えを、助詞の付け方から防ぎます。

編集:語学ドリル|

体の部位別の13表現:意味の早見表

足(발)・手(손)・口(입)・耳(귀)・目(눈)の慣用句は、部位ごとに「人付き合い・仕事」「食べる・話す」「聞く」「見る・眠る」のどれかを表します。辞典の意味の一覧は下の表のとおりです。

標準国語大辞典は、慣用句を見出し語(발・손・입・귀・눈)の下に「관용구」として載せ、「발(이) 넓다[너르다]」「입이 밭다[짧다]」のように、助詞を括弧で、言い換えられる語を角括弧で示しています。この記事では、辞典の見出しの形を基準にします。

意味は辞典の語釈を日本語にしたものです。日本語の慣用句に置き換えられるかどうかは、辞典から確認できないので扱いません。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
발이 넓다知り合いが多く、活動する範囲が広い그쪽 방면으로 발이 넓어
발 벗고 나서다積極的に乗り出す옳다고 생각하는 일이라면 발 벗고 나서는
발을 끊다行き来しない・関係を断つ술집에 발을 끊고
손이 크다お金や物の使い方が気前よく大きい손이 큰 어머니
손을 떼다していた仕事をやめる사업에서 손을 뗀 지 오래라
입이 짧다(입이 밭다)食べ物を極端に選り好みする、または少食입이 짧아 입맛을 맞추기가 어렵다
입을 모으다大勢が同じ意見を言う의사들은 입을 모아 이야기한다
귀가 얇다人の言うことをすぐ受け入れる귀가 얇아서 무슨 일을 하겠는가
귀를 기울이다人の話や意見に関心を持って注意を向ける다른 사람의 말에 귀를 기울였다
귀에 못이 박히다同じ言葉を何度も聞く귀에 못이 박히도록 들었다
눈이 높다良いものばかり求める癖がある、または見る目が高い눈이 높아 웬만한 남자는
눈에 밟히다忘れられず、何度も目に浮かぶ어머니의 모습이 눈에 밟혀
눈을 붙이다眠る잠시 눈을 붙이고 나니

발・손:人付き合いと仕事を表す表現

발이 넓다は「知り合いが多い」、발 벗고 나서다は「積極的に乗り出す」、발을 끊다は「行き来や関係を断つ」です。손이 크다は「気前よく使う」、손을 떼다は「していた仕事をやめる」です。

발이 넓다の用例は「그 사람은 그쪽 방면으로 발이 넓어 네가 도움을 받을 수 있을 거다」です。辞典は발(이) 넓다の語釈を「사귀어 아는 사람이 많아 활동하는 범위가 넓다」としています。

발 벗고 나서다の語釈は「적극적으로 나서다」です。발을 끊다は「오가지 않거나 관계를 끊다」で、用例に「그는 올해부터 술집에 발을 끊고 가정에 충실하기로 마음먹었다」があります。

손이 크다の「1」の語釈は「씀씀이가 후하고 크다」で、類義の表現に손이 걸다が挙がっています。손을 떼다の「1」は「하던 일을 그만두다」で、用例は「그는 사업에서 손을 뗀 지 오래라…」です。辞典にはほかの意味も載っていますが、この記事では扱いません。

그 사람은 발이 넓어서 아는 사람이 많아요.

あの人は顔が広くて知り合いが多いです。

발이 넓다を使った自作例文です。

친구들이 발 벗고 나서서 이사를 도와줬어요.

友達が積極的に乗り出して、引っ越しを手伝ってくれました。

발 벗고 나서다を使った自作例文です。

손이 큰 어머니는 친구가 오면 음식을 푸짐하게 차리세요.

気前のいい母は、友達が来ると料理をたっぷり用意します。

辞典の用例を参考にした自作例文です。

입・귀・눈:話す・聞く・見るの表現と、助詞の取り違え

입이 짧다は食べ物の好みや量、입을 모으다は大勢の同じ意見、귀가 얇다・귀를 기울이다・귀에 못이 박히다は聞くこと、눈이 높다・눈에 밟히다・눈을 붙이다は見る・思い出す・眠ることを表します。助詞は辞典の見出しの形に合わせます。

입이 밭다[짧다]の語釈は「음식을 심하게 가리거나 적게 먹다」で、「남편은 입이 짧아 입맛을 맞추기가 어렵다」「그녀는 입이 짧아 음식을 조금 먹다가 그만둔다」という用例があります。입을 모으다は「여러 사람이 같은 의견을 말하다」です。

귀가 얇다[엷다]は「남의 말을 쉽게 받아들인다」、귀를 기울이다は「남의 이야기나 의견에 관심을 가지고 주의를 모으다」、귀에 못이 박히다は「같은 말을 여러 번 듣다」です。귀를 기울이다には、類義の表現として귀를 재다が挙がっています。

눈(이) 높다の「1」は「정도 이상의 좋은 것만 찾는 버릇이 있다」、「2」は「안목이 높다」、눈에 밟히다は「잊히지 않고 자꾸 눈에 떠오르다」、눈(을) 붙이다は「잠을 자다」です。

辞典の見出しでは、部位に付く助詞の形が表現ごとに示されています。귀가 얇다は 가、귀에 못이 박히다・눈에 밟히다は 에が括弧なしで載っています。발(이) 넓다・손(이) 크다・눈(이) 높다・귀(를) 기울이다・입(을) 모으다のように、助詞が括弧つきで載る表現もあります。助詞を別のものに変えた形は辞典に載っていないので、表現ごと一組で覚えます。

그는 귀가 얇아서 친구가 하는 말을 금방 믿어요.

彼は人の言うことをすぐ受け入れるので、友達の話をすぐ信じます。

귀가 얇다を使った自作例文です。

선생님 말씀에 귀를 기울이세요.

先生のお話に耳を傾けてください。

귀를 기울이다を使った自作例文です。

어제는 피곤해서 잠깐 눈을 붙였어요.

昨日は疲れていたので、少し眠りました。

눈을 붙이다を使った自作例文です。
× 그는 귀에 얇아서 쉽게 믿어요.

辞典の見出しは「귀가 얇다」で、部位に付く助詞は 가です。

→ 그는 귀가 얇아서 쉽게 믿어요.

× 다른 사람의 말에 귀가 기울였다.

辞典の見出しは「귀를 기울이다」で、귀には 를を付けます。

→ 다른 사람의 말에 귀를 기울였다.

× 그 여자는 눈을 높아 웬만한 남자는 거들떠보지도 않는다.

辞典の見出しは「눈(이) 높다」で、눈には 이/가を付けます。

→ 그 여자는 눈이 높아 웬만한 남자는 거들떠보지도 않는다.

参照した資料

文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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