韓国語学習記事
韓国語の連体形完全ガイド|現在・過去・未来を品詞別に整理
名詞を修飾する現在・過去・未来の形を、動詞・形容詞・있다/없다に分けて整理します。
後ろの名詞と出来事の時間を見る
連体形は後ろの名詞を説明する形です。動詞では現在 -는、過去 -(으)ㄴ、未来・予定 -(으)ㄹを使い分けます。
읽는 책 は今読む・普段読む本、읽은 책 は読んだ本、읽을 책 はこれから読む本です。時制は文全体の発話時だけでなく、修飾される名詞との時間関係で判断します。
形容詞は現在に -(으)ㄴを使うため、動詞の過去形と表面が似ます。語幹が動作か状態かを確認してから時制を判断します。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 動詞 + -는 | 現在・習慣 | 今する/普段する名詞 |
| 動詞 + -(으)ㄴ | 過去・完了 | すでにした名詞 |
| 動詞 + -(으)ㄹ | 未来・予定 | これからする名詞 |
| 形容詞 + -(으)ㄴ | 現在の状態 | 現在どんな名詞か |
動詞と形容詞を同じ形で比べる
먹은 음식 は『食べた料理』で動詞の過去、맛있는 음식 は『おいしい料理』で形容詞の現在です。있다・없다と、それを含む 맛있다・재미없다などは -는形を用いる点も分けて確認します。
어제 읽은 책이에요.
昨日読んだ本です。
動詞の過去連体形です。요즘 읽는 책이에요.
最近読んでいる本です。
動詞の現在連体形です。내일 읽을 책이에요.
明日読む本です。
動詞の未来連体形です。재미있는 책이에요.
面白い本です。
있다を含む形容詞です。連体形の誤りを品詞と時間へ分ける
形を間違えたときは、パッチムだけを見直すのではなく、語幹の品詞、名詞との時間関係、ㄹ脱落などの活用のどこで判断を外したかを分けます。
形容詞の現在連体形にも使います。
→ 語幹が動作か状態かを先に確認します。
連体節と後ろの名詞の時間関係が異なる場合があります。
→ その名詞に対して、動作が済んだか、続くか、これからかを確認します。
回想の -던 と -았/었던 を分ける
継続中だった、または途中で終わった過去を回想するなら -던、すでに完全に終わった過去を回想するなら -았/었던 を使います。
標準国語大辞典は -던2 を「앞말이 관형어 구실을 하게 하고, 과거의 어떤 상태를 나타내는 어미(前の語を連体語にし、過去のある状態を表す語尾)」と定義しています。-던 は継続中だった、または中断された過去を回想するのに対し、-았/었던 は行動が「이미 끝난 상태(すでに終わった状態)」であることを強調します。
習慣として繰り返していた過去(学生時代によく通っていた店)は -던 で回想し、一度きりで完了した過去(去年一度だけ訪れた場所)は -았/었던 で回想します。同じ動詞でも、繰り返し・継続だったか、一度で完結したかで形が変わります。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| -던 | 継続中・反復していた過去 | 習慣や中断された動作を回想する |
| -았/었던 | 完全に終わった過去 | 一度きりで完了した行動を回想する |
학생 때 자주 가던 식당을 오랜만에 찾았어요.
学生時代によく通っていた食堂を、久しぶりに訪ねました。
習慣として繰り返し通っていた過去を-던で回想します。작년에 한 번 방문했던 곳에 다시 갔어요.
昨年一度訪れた場所へ、再び行きました。
一度きりで完了した過去を-았/었던で回想します。방문하다が一度きりで完了した行動なら、継続・反復を表す-던ではなく、完了を強調する-았/었던を使う必要があります。
→ 작년에 한 번 방문했던 곳에 다시 갔어요.
参照した資料
文法項目と学習段階の整理には、国立国語院の公開資料を参照しています。この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター「-(으)ㄴ」名詞を修飾する形と用法を確認。
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター「-는」動詞の現在連体形を確認。
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター「-(으)ㄹ」未来・予定の連体形を確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「던」앞말이 관형어 구실을 하게 하고, 과거의 어떤 상태를 나타내는 어미という定義を確認。継続・反復した過去を回想する-던の基礎になる語尾。
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