似た文法の使い分け
-기로 하다 と -으려고 하다の違い
違いを先に確認する
約束・決定・決心として今後の行動を定めたなら -기로 하다、これから行うつもりという話し手自身の意図を述べるなら -(으)려고 하다 を使います。
『韓国語進興』教材指針は -기로 하다 を約束・決定・決心を表す形と説明し、標準国語大辞典は -으려고 を「어떤 행동을 할 의도나 욕망을 가지고 있음을 나타내는 연결 어미(ある行動をする意図や欲望を持っていることを表す連結語尾)」と定義しています。前者は決めた・約束した後の表現、後者は意図の表明で、決定や約束までは表しません。
意味と役割を比べる
-기로 하다 は、話合いや判断を経て、将来行う行動を決定事項・約束として定めたことを表します。詳しくは-기로 하다の詳しい解説で確認できます。
-으려고 하다 は、主体が比較的近い時点で実行しようとする具体的な意図を示します。詳しくは-으려고 하다の詳しい解説で確認できます。
| 表現 | 中心となる役割 |
|---|---|
| -기로 하다 | 話合いで司会を週替わりにすると共同決定する -기로 하다 |
| -으려고 하다 | 間もなく行う意図を表す -으려고 하다 |
例文で確認する
다은 씨는 여러 사람이 논의한 뒤 앞으로 함께 따를 행동을 합의된 결정으로 말하며 ( ).
ダウンさんはチームで話し合い、来月から司会を週替わりで担当することに決めたと述べました。
은서 씨는 필요한 책을 빌리기 위해 지금 ( ).
ウンソさんは必要な本を借りるため、今から図書館へ行こうとしています。
1語だけ違う例文で見分ける
이번 주말에 친구들을 집에 초대하기로 했어요.
今週末、友人たちを家に招くことにしました。
이번 주말에 친구들을 집에 초대하려고 해요.
今週末、友人たちを家に招こうと思っています。
左は招くことを決めた・約束した後の言い方です。右は招くつもりがあるという意図の表明で、決定や約束が済んでいるかどうかまでは示しません。
間違えやすい使い方
-(으)려고 하다 は意図を述べる形で、決定や約束を表す形ではありません。話し合いなどで決まった予定を伝えるなら、約束・決定・決心を表す -기로 하다 のほうが意味に合います。
→ 이번 주말에 친구들을 집에 초대하기로 했어요.
この意味領域をまとめて学ぶ
後件との関係から目的を示す形を選びます。
目的表現を使い分けるを読む →問題で使い分ける
意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。
-기로 하다 と -으려고 하다を5問で比べる根拠資料と品質管理
文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文、比較文、選択問題は語学ドリルが練習用に作成したもので、公式過去問や資料の転載ではありません。
- 根拠資料
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-기로 하다」の意味・用法)、国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-으려고 하다」の意味・用法)、国立国語院『韓国語進興』教材指針(pp.109–110:-기로 하다 は約束・決定・決心を表し、主に -기로 했습니다 の形で使うという説明)、国立国語院 標準国語大辞典「으려고」(「어떤 행동을 할 의도나 욕망을 가지고 있음을 나타내는 연결 어미(ある行動をする意図や欲望を持っていることを表す連結語尾)」という語釈を確認。)
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