似た文法の使い分け
-으므로 と -기 때문에の違い
違いを先に確認する
公文書・発表文などの格式的な書き言葉で、後ろに「〜してください」「〜しましょう」のような命令・勧誘を続けるなら -(으)므로、理由を説明するだけで後ろが命令・勧誘にならないなら -기 때문에 を使います。
どちらも日本語では「〜なので」と訳せて、理由を表す点も同じです。違いは後ろの節に来られる文の種類です。
国立国語院の「한국어 문법·표현 내용 검색」は、-으므로 は文語や格式的な場面で後ろの節に命令文や勧誘文が来られるのに対し、-기 때문에 は後ろに命令文・勧誘文が来られないと示しています。訳が同じでも、後ろに「〜してください」を続けたいときは -기 때문에 を選べません。
意味と役割を比べる
-으므로 は、公的・論理的な文体で、前の事実を後ろの判断や措置の理由として示します。「-으므로」の解説ページでも確認できます。
-기 때문에 は、前の事柄を後ろの判断や結果の明確な理由として示します。前後の内容と文末の形を一緒に確認します。「-기 때문에」の解説ページでも確認できます。
| 表現 | 中心となる役割 |
|---|---|
| -으므로 | 改まった理由を表す -으므로 |
| -기 때문에 | 理由を明示する -기 때문에 |
例文で確認する
도현 씨가 방문한 교실은 현재 공사 중이( ), 정문을 이용할 수 없습니다.
ドヒョンさんが訪れた教室は現在工事中のため、正門を利用できません。
비가 오( ) 집에 있었어요.
雨が降ったため家にいました。
対になる例文で見分ける
길이 미끄러우므로 조심하십시오.
道が滑りやすいので、気をつけてください。
길이 미끄럽기 때문에 조심해야 한다.
道が滑りやすいので、気をつけなければならない。
文は -(으)므로/-기 때문에 の部分と、後ろの節の形が違います。左は後ろに命令の「조심하십시오」を続けています。右は後ろが「조심해야 한다」という平叙の文で、理由を述べるだけです。
間違えやすい使い方
国立国語院は、-으므로 の例「길이 미끄러우므로 조심하십시오.」を正しい文(o)、-기 때문에 に置き換えた「길이 미끄럽기 때문에 조심하십시오.」を使えない文(x)として挙げています。-기 때문에 は後ろの節に命令文・勧誘文が来られません。
→ 길이 미끄러우므로 조심하십시오.
この意味領域をまとめて学ぶ
原因・理由を後ろの結果との関係から整理します。
理由表現を使い分けるを読む →同じ文法を含む他の比較
問題で使い分ける
意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。
「-으므로」と「-기 때문에」 は学習レベルが異なるため、比較問題ではなくそれぞれの個別練習をご利用ください。「-으므로」の練習・「-기 때문에」の練習
根拠資料と品質管理
文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。
- 根拠資料
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-으므로」の意味・用法)、国立国語院 韓国語教授学習支援センター・初級文法(初級文法項目「-기 때문에」の意味・用法)、国立国語院 한국어 문법·표현 내용 검색「-으므로」(「유사 문법」③「-으므로」と「-기 때문에」の比較で、-으므로 は『문어 혹은 격식적 상황에서 뒤 절에 명령문이나 청유문이 올 수 있다』、-기 때문에 は『뒤 절에 명령문이나 청유문이 올 수 없다』と示す部分と、例文「길이 미끄러우므로 조심하십시오. (o)」「길이 미끄럽기 때문에 조심하십시오. (x)」を確認。)、国立国語院 한국어 문법·표현 내용 검색「-기 때문에」(-기 때문에 の項目(id=155)が存在し、-으므로 の比較の相手として挙がっていることを確認。)
- 確認状態
- 自動検査済み・人手確認未実施
- 内容版
- 版1
- 人手確認日
- 未実施
- 品質表示更新日
検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。
