韓国語学習記事
韓国語の러・우・여 不規則活用ガイド
이르러・푸르러、푸다→퍼、하다→하여
ㅂ・ㄷ・르などの7種の外にも、어미が「러」になる活用、語幹の「ㅜ」が消える活用、「하여」になる活用があります。国立国語院の「한글 맞춤법」第18項に載る語と活用形だけを、表で整理します。
7種の外にある3つの活用
한글 맞춤법 第18項は、語幹や語尾が変わるときは変わったとおりに書くと定め、その中に「-어が-러になる」「語幹の끝ㅜが消える」「-아が-여になる」の項目があります。
第18項の項目4は、語幹末の「ㅜ、ㅡ」が消える場合で、「푸다」の活用として「퍼」「펐다」が挙がっています。項目7は「하다」の活用で、「하여」「하여서」「하여도」「하여라」「하였다」が挙がっています。項目8は、語幹末が「르」で、後ろの「-어」が「-러」になる場合です。
「러 불규칙」「우 불규칙」「여 불규칙」という呼び名は文法書で使われる通称で、規定は活用形の綴りだけを示しています。この記事では、規定に載る語と形だけを扱います。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 러(-어が-러) | 이르다(至る)→ 이르러・이르렀다 | 語幹の「르」は残り、語尾の어が러になる |
| 우(語幹のㅜが消える) | 푸다 → 퍼・펐다 | 語幹の「ㅜ」が消え、푸+어が퍼になる |
| 여(-아が-여) | 하다 → 하여・하였다 | 하+아ではなく、하여の形で書く |
러:이르러・노르러・누르러・푸르러
第18項の項目8に載る語は、이르다(至る)・노르다・누르다・푸르다の4つで、活用形は「이르러・이르렀다」「노르러・노르렀다」「누르러・누르렀다」「푸르러・푸르렀다」です。
この4つは、語幹が「르」で終わるのに、「르」が「ㄹㄹ」に変わらず、語尾だけが「-어」から「-러」になります。同じ「르」で終わる動詞の「부르다」が「불러」になるのとは別の型です。
同じ表記の「이르다」は項目9にも挙がっており、そちらは「일러・일렀다」と活用します。項目8の「이르러」(至る)と項目9の「일러」は、活用の型が別です。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 이르다(至る) | 이르러・이르렀다(項目8) | 語尾だけが러になる |
| 이르다(項目9の型) | 일러・일렀다 | 語幹の으が消えて、ㄹ+러になる |
| 부르다 | 불러・불렀다(項目9) | 르不規則。語尾は러、語幹が불になる |
| 푸르다 | 푸르러・푸르렀다(項目8) | 「푸르러」で語幹の르が残る |
푸르다は項目8の型で、語幹の「르」が残り、語尾だけが「러」になります。「푸러」という形は第18項に挙がっていません。
→ 하늘이 푸르러요.
우:푸다は語幹のㅜが消えて퍼になる
푸다(汲む)は、項目4で「퍼」「펐다」と活用する語として挙がっています。同じ項目の뜨다→떠、끄다→꺼、크다→커と同じく、語幹の母音が消えます。
푸다は語幹が「푸」の1音節で、後ろに어が付くと、語幹の「ㅜ」が消えて「ㅍ+ㅓ」で「퍼」になります。過去形は「펐다」です。
「푸어」「푸었다」のように語幹をそのまま残した形は、項目4の表記ではありません。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 푸다 | 퍼・펐다(ㅜが消える) | 項目4:어간의 끝 ㅜ, ㅡ가 줄어질 적 |
| 뜨다 | 떠・떴다(ㅡが消える) | 同じ項目4でも、消えるのは「ㅡ」 |
| 크다 | 커・컸다(ㅡが消える) | 同じ項目4 |
語幹の「ㅜ」が消えておらず、第18項の項目4(퍼)の表記になっていません。
→ 물을 퍼요.
語幹の「ㅜ」が消えておらず、第18項の項目4(펐다)の表記になっていません。
→ 물을 펐어요.
여:하다は하여・하였다になる
하다の活用は、項目7で「하여・하여서・하여도・하여라・하였다」と示されています。ほかの動詞のように「하아」にはなりません。
「공부하다」「사랑하다」のように、名詞に「하다」が付く動詞でも、「하여」「하였다」の形は同じ作りです。日常の会話や文章では「해」「했다」の縮約形も広く使われます。
ここからは当サイトの読み取りです。「-아/어」が「-여」になるのは하다(と하다が付いた語)で、同じ母音終わりの「가다」「서다」などとは型が違います。
하여
して
第18項項目7の活用形です。하였다
した
第18項項目7の活用形です。縮約した「했다」も日常ではよく使います。迷ったときの見分け方
語尾が付いたときに、語幹の形と語尾の形のどちらが変わっているかを見ます。
- 語幹末が르で、語尾だけが러になる(이르러・푸르러)項目8。第18項に挙がる4語だけを覚えます。
- 語幹の母音が消える(푸다→퍼)項目4。뜨다→떠・끄다→꺼と同じ消え方です。
- 하다が하여になる項目7。日常では縮約した해・했다もよく使います。
- 語幹が変わる(부르다→불러)項目9のいわゆる르不規則。語幹の「르」が「ㄹㄹ」になります。
参照した資料
この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 한글 맞춤법 第18項項目4(푸다→퍼・펐다)、項目7(하다→하여・하였다)、項目8(이르러・노르러・누르러・푸르러)、項目9(일러・불러など)の語と活用形を2026年10月19日に原文で確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「푸르다」形容詞1件。「맑은 가을 하늘이나 깊은 바다, 풀의 빛깔과 같이 밝고 선명하다」の語義を2026年10月19日に確認。
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