韓国語学習記事
「맞추다」と「맞히다」の書き分け
合わせると言い当てるの違い
맞추다(合わせる・比較する)と맞히다(正解を言い当てる)は、答え合わせの場面で特に混同されやすい語です。国立国語院の標準国語大辞典の一次資料から、意味の違いを整理します。
選び方:正解を導き当てたかどうか
対象同士を比べて合わせる、調和させるという意味では「맞추다」、問題の答えや的を外さず言い当てるという意味では「맞히다」と書きます。
国立国語院 標準国語大辞典は「맞히다」を動詞として登録し、「문제에 대한 답을 틀리지 않게 하다(問題への答えを外さないようにする)」という語義を示しています。この語は「'맞다'의 사동사(『合う』の使役動詞)」として扱われています。
同じ辞典で「맞추다」も動詞として登録され、基本義として「서로 떨어져 있는 부분을 제자리에 맞게 대어 붙이다(互いに離れている部分を所定の位置に合わせて付ける)」という語義が示されています。この基本義は、対象同士を照らし合わせて一致させるという意味に広がり、答案を比較する場面でも使われます。
正解を導き当てたという結果を表すには、'맞다'의 사동사である「맞히다」を使います。「맞추다」は対象同士を合わせる・比較するという別の意味の語です。
→ 시험에서 정답을 맞혔어요.
服の色を照らし合わせて調和させるという意味では「맞추다」を使います。「맞히다」は問題への答えを外さないという別の意味の語です。
→ 옷 색깔을 맞췄어요.
混同される理由:答え合わせの場面でどちらも使われやすい
答案を「照らし合わせる」場面と「正解を言い当てる」場面のどちらも「答え」という同じ対象を扱うため、二つの語が混同されやすくなります。
標準国語大辞典の語釈が示すとおり、맞히다は結果として答えを外さなかったことを表す語であるのに対し、맞추다は対象同士を照らし合わせる行為そのものを表す語です。行為(比較する)と結果(当てる)のどちらに焦点を当てるかで、使う語が変わります。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 맞추다 | 合わせる・比較する(動詞) | 標準国語大辞典の基本義は『서로 떨어져 있는 부분을 제자리에 맞게 대어 붙이다』。答えを照らし合わせる場面で使う |
| 맞히다 | 言い当てる・的中させる(動詞) | '맞다'의 사동사。標準国語大辞典で『문제에 대한 답을 틀리지 않게 하다』と定義 |
맞히다には「雨や雪に当てる」「注射を受けさせる」の意味もある
「맞히다」は辞典に3つの見出しがあり、答えを外さない意味のほかに、눈・비を当てさせる意味と、침・주사で治療を受けさせる意味があります。いずれも「맞다」の使役動詞で、「맞추다」とは書きません。
標準国語大辞典は「맞히다」を3つの見出しに分けています。1つ目は「문제에 대한 답을 틀리지 않게 하다(問題への答えを外さないようにする)」、2つ目は「자연 현상에 따라 내리는 눈, 비 따위를 닿게 하다(自然現象で降る雪や雨などを当てさせる)」、3つ目は「침, 주사 따위로 치료를 받게 하다(鍼や注射などで治療を受けさせる)」です。3つとも「'맞다'의 사동사(『맞다』の使役動詞)」と記されています。
いずれも「誰かに当たらせる・受けさせる」という使役の形で、ほかの人や物に作用させる文になります。「맞추다」には、この雨や注射の意味は辞典の語釈にありません。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 맞히다1 | 答えを当てる(正解を外さない) | 標準国語大辞典『문제에 대한 답을 틀리지 않게 하다』。정답을 맞히다のように使う |
| 맞히다2 | 雪・雨に当てる(当たらせる) | 標準国語大辞典『자연 현상에 따라 내리는 눈, 비 따위를 닿게 하다』。눈・비を目的語にとる |
| 맞히다3 | 鍼・注射を受けさせる | 標準国語大辞典『침, 주사 따위로 치료를 받게 하다』。주사・침を目的語にとる |
화분에 비를 맞혔어요.
植木鉢に雨を当てました。
비を当てさせる맞히다2です。아이에게 눈을 맞히지 않으려고 모자를 씌웠어요.
子どもに雪を当てないように帽子をかぶせました。
눈を当てさせる맞히다2を否定にした文です。아이에게 예방 주사를 맞혔어요.
子どもに予防注射を受けさせました。
주사を受けさせる맞히다3です。注射を受けさせるという意味は「맞히다」の3つ目の語釈です。「맞추다」の語釈にはありません。
→ 아이에게 예방 주사를 맞혔어요.
雨に当てるという意味は「맞히다」の2つ目の語釈です。「맞추다」は対象同士を合わせる意味の語です。
→ 화분을 비에 맞히지 마세요.
活用した形で確かめる:맞춰と맞혀
「맞추다」の連用形は「맞춰」、「맞히다」の連用形は「맞혀」です。過去形は「맞췄어요」と「맞혔어요」になります。
標準国語大辞典の活用欄は、「맞추다」を「맞추어(맞춰), 맞추니」、「맞히다」を「맞히어(맞혀), 맞히니」と示しています。どちらも「-어」が付いた形を縮めた形が、会話でよく見る「맞춰」「맞혀」です。
発音は、辞典の表記では「맞춰」が[맏춰]、「맞혀」が[마처]です。聞いただけでは区別しにくいので、活用形でも意味で選びます。
過去形は、この縮めた形に「-ㅆ어요」が付いた「맞췄어요」「맞혔어요」です(当サイトでの組み立て)。
| 表現・分類 | 中心となる意味 | 見分ける箇所 |
|---|---|---|
| 맞추다(合わせる・比較する) | 辞典の活用欄:맞추어(맞춰), 맞추니 | 친구와 답을 맞춰 봤어요 / 줄을 맞췄어요 |
| 맞히다(言い当てる) | 辞典の活用欄:맞히어(맞혀), 맞히니 | 정답을 맞혀서 기뻐요 / 정답을 맞혔어요 |
열 문제 중에서 일곱 문제를 맞혀서 기뻤어요.
十問のうち七問を当てて嬉しかったです。
正解を言い当てた結果を述べる自作例文です。시간을 맞춰서 만나요.
時間を合わせて会いましょう。
対象同士を合わせる自作例文です。正解を言い当てる意味は「맞히다」です。連用形は「맞혀」になります。
→ 퀴즈의 정답을 맞혀서 선물을 받았어요.
使い分けを例文で確認する
実際の文で比べると、맞추다は対象同士を照らし合わせる場面、맞히다は正解を導き当てた結果という、異なる場面で使われることが分かります。
친구와 답을 맞춰 봤어요.
友達と答えを照らし合わせてみました。
互いの答えを比較する맞추다です。문제의 정답을 맞혔어요.
問題の正解を言い当てました。
正解を導き当てた맞히다です。줄을 맞춰서 섰어요.
列を合わせて並びました。
対象同士を合わせる맞추다の別の用法です。맞히다とは意味が異なります。「낫다」と「낳다」の書き分けを確認する → / 「가르치다」と「가리키다」の書き分けを確認する → / 問題で맞추다・맞히다の使い方を確認する →
参照した資料
この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。
- 国立国語院 標準国語大辞典「맞히다」「동사」'맞히다1'의 뜻풀이 '문제에 대한 답을 틀리지 않게 하다. '맞다'의 사동사.'、'맞히다2'의 뜻풀이 '자연 현상에 따라 내리는 눈, 비 따위를 닿게 하다. '맞다'의 사동사.'、'맞히다3'의 뜻풀이 '침, 주사 따위로 치료를 받게 하다. '맞다'의 사동사.'를 확인。
- 国立国語院 標準国語大辞典「맞추다」「동사」기본 뜻풀이 '서로 떨어져 있는 부분을 제자리에 맞게 대어 붙이다'를 확인。詳細ページの活用欄「맞추어(맞춰), 맞추니」も確認。
- 国立国語院 標準国語大辞典「맞히다」詳細ページ「맞히다1」の活用欄「맞히어(맞혀), 맞히니」を確認。
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