韓国語学習記事

韓国語「가르치다」と「가리키다」の書き分けガイド

教えると指すの語義差

「教える」の가르치다と「指す」の가리키다は、発音・綴りが近く話し言葉では非標準形「가르키다」に混同されやすい語です。国立国語院の標準国語大辞典の一次資料から、意味の違いを整理します。

編集:語学ドリル|

結論:身につけさせるか指し示すかで選ぶ

知識・技能・道理を身につけさせるという意味では「가르치다」、指などである方向・対象を指し示すという意味では「가리키다」と書きます。二つは語幹自体が異なる別の単語です。

国立国語院 標準国語大辞典は「가르치다」を動詞として登録し、「지식이나 기능, 이치 따위를 깨닫게 하거나 익히게 하다(知識や技能、道理などを悟らせたり身につけさせたりする)」という語義を示しています。

同じ辞典で「가리키다」も動詞として登録され、「손가락 따위로 어떤 방향이나 대상을 집어서 보이거나 말하거나 알리다(指などである方向や対象をつまんで見せたり、言ったり、知らせたりする)」という語義が示されています。

× 손가락으로 북쪽을 가르쳐요.

方向を指し示すという意味では「가리키다」を使います。「가르치다」は知識や技能を身につけさせるという別の意味の語です。

→ 손가락으로 북쪽을 가리켜요.

× 저는 초등학생들에게 한국어를 가리켜요.

知識を身につけさせるという意味では「가르치다」を使います。「가리키다」は方向・対象を指し示すという別の意味の語です。

→ 저는 초등학생들에게 한국어를 가르쳐요.

混同される理由:発音・綴りが近い

가르치다と가리키다は音の並びが似ており、話し言葉では両方の意味を非標準形「가르키다」1語で済ませてしまう誤用が広く見られます。

両語とも語頭の「가ㄹ」から始まり、後半の音節(르치다/리키다)だけが異なるため、発音・表記の両面で混同が起きやすくなっています。国立国語院 標準国語大辞典で「가르키다」を検索すると、「가르치다」への案内(「→ 가르치다」)だけが表示され、「指す」の意味を持つ独立した見出しは立てられていません。二つの意味を兼ねる語としては認められていないため、「教える」は가르치다、「指す」は가리키다と書き分けます。

表現・分類中心となる意味見分ける箇所
가르치다教える(動詞)標準国語大辞典で『지식이나 기능, 이치 따위를 깨닫게 하거나 익히게 하다』と定義
가리키다指す(動詞)標準国語大辞典で『손가락 따위로 어떤 방향이나 대상을 집어서 보이거나 말하거나 알리다』と定義

使い分けを例文で確認する

実際の文で比べると、가르치다は知識・技能を身につけさせる場面、가리키다は方向・対象を指し示す場面という、意味の異なる場面で使われることが分かります。

선생님이 학생들에게 한국어를 가르쳐요.

先生が学生たちに韓国語を教えます。

知識を身につけさせる가르치다です。

선생님이 손가락으로 칠판을 가리켜요.

先生が指で黒板を指します。

対象を指し示す가리키다です。

시계가 3시를 가리켜요.

時計が3時を指しています。

方向・位置を示す가리키다の別の用例です。가르치다とは意味が異なります。

参照した資料

この記事の日本語説明と例文は語学ドリルが作成したものです。

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