似た文法の使い分け

-은 나머지 と -다 못해の違い

編集:語学ドリル|

違いを先に確認する

ある状態や行動が行き過ぎた結果、そうなったと述べるなら -(으)ㄴ 나머지、我慢や辛抱が限界に達してそれ以上続けられず行動に出たと述べるなら -다 못해 を使います。

どちらも日本語では「〜のあまり」「〜しきれず」と訳せ、感情が高まって行動に出る文で入れ替えられそうに見えます。ただし우리말샘は 나머지 の語義003を「((흔히 ‘-(더)ㄴ 나머지’ 구성으로 쓰여))어떤 일의 결과(ある事の結果)」と説明し、前の状態の結果として後ろが起きることを表します。

一方「못하다」の語義006は「((주로 ‘-다(가) 못하여’ 구성으로 쓰여))앞말이 뜻하는 행동이나 상태가 극에 달해 그것을 더 이상 유지할 수 없음을 나타내는 말(前の行動や状態が極限に達し、それ以上維持できないこと)」です。前者は結果、後者は限界で続けられなくなることに重心があります。

意味と役割を比べる

-은 나머지 は、感情・状態が通常の程度を超え、その強さから意図しない結果が生じたことを示します。「-은 나머지」の解説ページでも確認できます。

-다 못해 は、先の行為を続ける能力や忍耐が限界に達し、その結果として別の行動を取ることを示します。「-다 못해」の解説ページでも確認できます。

表現中心となる役割
-은 나머지強すぎる感情の結果を表す -은 나머지
-다 못해我慢の限界を表す -다 못해

例文で確認する

현서 씨는 설문 결과 결과가 너무 기쁜 ( ) 자신도 모르게 눈물을 흘렸어요.

ヒョンソさんはアンケート結果の結果があまりにうれしくて、思わず涙を流しました。

다은 씨는 밤새 이어진 소음을 참( ) 결국 관리실에 연락했어요.

ダウンさんは一晩中続いた騒音に耐えきれず、結局管理室へ連絡しました。

対になる例文で見分ける

너무 놀란 나머지 말이 안 나왔어요.

あまりに驚いたあまり、言葉が出ませんでした。

소음을 견디다 못해 이웃에게 부탁하러 갔어요.

騒音に耐えきれず、隣の人にお願いしに行きました。

文は -(으)ㄴ 나머지/-다 못해 の部分が違います。左は驚きという状態の結果として言葉が出なかったと述べます。

右は耐え続けてきた行動が限界に達し、それ以上続けられず別の行動に移ったと述べます。右は当サイトの作例です。

間違えやすい使い方

× 見ていられなくなって口を出した場面で「본 나머지 한마디 거들었어요」と言う

나머지 は辞典の語釈では「어떤 일の결과」を表し、見ていることが限界に達したという意味は持ちません。見ていられず(それ以上見続けられず)行動に出る場面は、「못하다」の語義006が表す「極に達してそれ以上維持できない」にあたる -다 못해 を使います。

→ 보다 못해 한마디 거들었어요.

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-은 나머지 と -다 못해を5問で比べる

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。