似た文法の使い分け
-을 겸 と -는 김에の違い
違いを先に確認する
一つの行動で二つ以上の目的や動作を初めから併せ持つと示すなら -을 겸、すでに始めている行動の機会・弾みを生かして、別の行動も付け足すなら -는 김에 を使います。
標準国語大辞典は依存名詞「겸」を「두 가지 이상의 동작이나 행위를 아울러 함을 나타내는 말(二つ以上の動作や行為を併せ行うことを表す言葉)」、依存名詞「김」を「(주로 '-은/는 김에' 구성으로 쓰여) 어떤 일의 기회나 계기(ある事の機会や契機)」と定義しています。겸は複数の目的・動作を対等に並べて示す語であるのに対し、김에は先行する行動を機会・きっかけとして位置づけ、そこに別の行動を付け加える点で異なります。
意味と役割を比べる
-을 겸の詳しい解説では、-을 겸 は、一つの行動で複数の目的を同時に達成しようとすることを表します。
-는 김에の詳しい解説では、-는 김에 は、予定していた行動の機会を活用し、別の用事も一緒に済ませることを表します。
| 表現 | 中心となる役割 |
|---|---|
| -을 겸 | 二つの目的を兼ねる -을 겸 |
| -는 김에 | 機会の活用を表す -는 김에 |
例文で確認する
혜진 씨는 운동도 하( ) 기분도 바꿀 겸 시청까지 걸어갔어요.
ヘジンさんは運動と気分転換を兼ねて、市役所まで歩きました。
나은 씨는 교실에 ( ), 빌린 책도 반납했어요.
ナウンさんは教室へ行くついでに、借りた本も返しました。
1語だけ違う例文で見分ける
운동도 할 겸 산책을 나왔어요.
運動も兼ねて、散歩に出ました。
산책을 나온 김에 편의점에 들렀어요.
散歩に出たついでに、コンビニに寄りました。
左は運動と散歩という二つの目的を初めから併せ持って外出したことを示します。右は散歩に出たという行動をすでにしている状態を機会にして、後から別の用事(コンビニに寄ること)を付け加えています。
間違えやすい使い方
標準国語大辞典の겸は、二つ以上の動作・行為を初めから併せ持つことを表す言葉です。すでに始めていた散歩の途中でふと思いついた用事を付け足す場面には、機会・契機を表す김에の方が合います。
→ 散歩の途中で思いついた用事なら「산책을 나온 김에 편의점에 들렀어요.」とします。
この意味領域をまとめて学ぶ
後件との関係から目的を示す形を選びます。
目的表現を使い分けるを読む →問題で使い分ける
意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。
-을 겸 と -는 김에を5問で比べる根拠資料と品質管理
文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文、比較文、選択問題は語学ドリルが練習用に作成したもので、公式過去問や資料の転載ではありません。
- 根拠資料
- 国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-을 겸」の意味・用法)、国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法(中級教材の検索項目「-는 김에」の意味・用法)、国立国語院 標準国語大辞典「겸」(依存名詞「겸1(兼)」義項「2」の「(어미 '-을' 뒤에 쓰여) 두 가지 이상의 동작이나 행위를 아울러 함을 나타내는 말」という語釈と、例文「명절도 쇨 겸 해서 한번 다녀가게.」「얼굴도 볼 겸 바깥세상 돌아가는 소식도 듣고자」を確認。)、国立国語院 標準国語大辞典「김」(依存名詞「김4」の「(‘-은/는 김에’ 구성으로 쓰여) 어떤 일의 기회나 계기」という語釈と、例文「일을 하기로 마음을 먹은 김에 당장 합시다.」「하도 급한 김에 직장에서 곧장 달려오는 길입니다.」を確認。)
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