似た文法の使い分け

-는 셈이다-는 셈 치다の違い

違いを先に確認する

実際の状況を別の基準で捉え直した結果や形勢を述べるなら -는/은 셈이다、実際とは異なることを承知のうえでそうだと見なして受け入れるなら -는/은/을 셈 치다 を使います。

標準国語大辞典は依存名詞「셈」の義項を分けて説明しており、「-은/는 셈이다」の構成は「어떤 형편이나 결과를 나타내는 말(ある形勢や結果を表す言葉)」、「-은/는/을 셈 치다」の構成は「미루어 가정함을 나타내는 말(推し量って仮定することを表す言葉)」としています。同じ「셈」でも、実際に成立している状況をどう評価するかを述べるのか、実際とは違うことを仮に受け入れるのかで語義が分かれます。

意味と役割を比べる

-는 셈이다の詳しい解説では、-는 셈이다 は、回数や状況を別の基準で捉え直し、実質的にどのような結果になるかを示します。

-는 셈 치다の詳しい解説では、-는 셈 치다 は、実際の出来事を別のものだったと仮定して受け入れ、気持ちを整理するときに使います。

表現中心となる役割
-는 셈이다結果の換算を表す -는 셈이다
-는 셈 치다仮定して扱う -는 셈 치다

例文で確認する

가은 씨는 일주일에 닷새 공부하니 거의 매일 공부하는 ( ).

ガウンさんは週に5日勉強するので、ほぼ毎日勉強していることになります。

서윤 씨는 잃어버린 돈을 비싼 수업료를 낸 ( ), 더 이상 생각하지 않기로 했어요.

ソユンさんは失ったお金を高い授業料を払ったものと思い、もう考えないことにしました。

1語だけ違う例文で見分ける

빚을 다 갚은 셈이다.

借金を全部返したことになります。

빚을 다 갚은 셈 치자.

借金を全部返したことにしよう。

文は文末の「셈이다/셈 치자」だけが違います。左は利息の支払いなど実際の状況を踏まえ、結果として『全部返したのと同じだ』と評価します。右は実際にはまだ完全に返し終えていなくても、その事実を措いて『返したことにする』と決める仮定の言い方です。

間違えやすい使い方

× 아직 절반밖에 못 갚은 상황에서 '빚을 다 갚은 셈이다'라고 결과를 단정한다

標準国語大辞典の-은/는 셈이다は、実際の状況を別の基準で評価した『結果』を表す表現です。まだ半分しか返していない状況をこの形式で述べると、事実と異なる結果を断定することになります。実際とは違うことを承知のうえで、そう見なして受け入れる場合は、仮定を表す-을 셈 치다を使います。

半分しか返していなくても、双方が納得して区切りをつけるなら「이번에는 빚을 다 갚은 셈 치자.」のように仮定の言い方にします。

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-는 셈이다-는 셈 치다を5問で比べる

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