似た文法の使い分け

-었-(-았-/-였-) と -(으)ㄹ걸 (그랬다)の違い

編集:語学ドリル|

違いを先に確認する

-았/었- は過去の事実、-(으)ㄹ걸 (그랬다) は過去にしなかった行動への後悔を表します。単なる叙述か後悔かで選びます。

後悔を伝えたいのに -았/었- で「しなかった」と事実を述べるだけにして、「すればよかった」のニュアンスが伝わらない誤りが起きがちです。叙述か後悔かを確認します。

意味と役割を比べる

-았/었- は、過去に起きた動作や状態を表します。語幹の母音などに応じて形が変わります。「-었-(-았-/-였-)」の解説ページでも確認できます。

-(으)ㄹ걸 (그랬다) は、実際には行わなかった過去の行動を振り返り、そうすればよかったという後悔を表します。「-(으)ㄹ걸 (그랬다)」の解説ページでも確認できます。

表現中心となる役割
-었-(-았-/-였-)過去を表す -았/었-
-(으)ㄹ걸 (그랬다)過去への後悔を表す -(으)ㄹ걸 (그랬다)

例文で確認する

어제 본 영화가 좋( ).

昨日見た映画が良かったです。

지호 씨는 서울에 가서 생각했어요. “짐이 무거울 줄 알았으면 ( ).”

ジホさんはソウルで、「荷物が重くなると分かっていたなら軽いかばんを持ってくればよかった」と後悔しました。

対になる例文で見分ける

어제 숙제를 했어요.

昨日宿題をしました。

어제 숙제를 할걸 그랬어요.

昨日宿題をすればよかったです。

左は-았/었-で過去にあった事実(宿題をした)をそのまま述べます。右は-(으)ㄹ걸 그랬다で、実際にはしなかった行動(宿題をしなかったこと)への後悔を表します。用言の語幹に直接付く点も異なります。

間違えやすい使い方

× 「宿題をすればよかった」と後悔を伝えたいのに「어제 숙제를 안 했어요」(昨日宿題をしませんでした)と言い、事実を述べるだけになる

国立国語院『韓国語教育文法・表現内容開発研究(3段階)』は、-을걸を1人称主語の平叙文で使うと過去にしなかった行動への後悔・아쉬움の意味になると説明しています。-았/었-は過去にあった事実を述べるだけの形式なので、この後悔のニュアンスまでは伝わりません。

→ 後悔を伝えるなら「어제 숙제를 할걸 그랬어요」(昨日宿題をすればよかった)のように-(으)ㄹ걸 그랬다を使う。

同じ文法を含む他の比較

-았어야 했는데と-(으)ㄹ걸 (그랬다)の違い

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

この2項目の比較問題は、内部品質監査で確認事項が見つかったため一時停止しています。

代わりに、時制(-았/었/였-・-겠-)の4択練習問題(6問・正答の理由つき)を解く →

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。