似た文法の使い分け

-기는 하다 と -기만 하다の違い

編集:語学ドリル|

違いを先に確認する

その行為は一応したと認めたうえで、後ろに不満や但し書きを続けるなら -기는 하다、その行為だけをして他のことはしていない、またはそれしかしないと言うなら -기만 하다 を選びます。

どちらも動詞の語幹に -기 を付けて 하다 で受ける形なので、見た目は 는 と 만 の一字違いです。標準国語大辞典は 는 を「어떤 대상이 다른 것과 대조됨을 나타내는 보조사(ある対象が他のものと対照されることを表す助詞)」とし、우리말샘は 만 を「다른 것으로부터 제한하여 어느 것을 한정함을 나타내는 보조사(他のものから切り離して、あるものに限定することを表す助詞)」としています。는 は「したことは認める」という対照、만 は「それだけ」という限定です。

意味と役割を比べる

-기는 하다 は、焦点となる事実をいったん認め、하지만 などで反対方向の評価を続けます。「-기는 하다」の解説ページでも確認できます。

-기만 하다 は、実行した行為を一つに限定し、文脈上可能だった別の行為を排除します。「-기만 하다」の解説ページでも確認できます。

表現中心となる役割
-기는 하다事実を認めて逆接する -기는 하다
-기만 하다一つの行為だけに限定する -기만 하다

例文で確認する

다현 씨는 새 장비가 ( ).

ダヒョンさんは新しい機器は高いことは高いものの、品質には満足しています。

정민 씨는 회의에서 자신의 의견을 말하지 않고 ( ).

ジョンミンさんは会議で自分の意見を言わず、ほかの人の話を聞くだけでした。

対になる例文で見分ける

숙제를 하기는 했어요. 그런데 틀린 데가 많아요.

宿題はするにはしました。でも間違いが多いです。

숙제를 하기만 했어요. 제출은 안 했어요.

宿題をしただけです。提出はしていません。

左は「した」ことを認めたうえで、後ろに「でも」の内容が続きます。右は「した」ことだけが事実で、他のこと(提出)は含まれません。後ろに不満が続けば 는、他の行為の否定が続けば 만 が合います。

間違えやすい使い方

× 「宿題はするにはしたが、出来はよくない」と言いたいのに「숙제를 하기만 했어요. 그런데 틀린 데가 많아요.」と言ってしまう

-기만 하다 の 만 は他のものから切り離して一つに限定する助詞なので、「宿題だけをした」という意味になります。そのため「した、でも出来が悪い」という認めたうえでの但し書きとは、話の向きが合いません。

→ 숙제를 하기는 했어요. 그런데 틀린 데가 많아요.

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-기는 하다 と -기만 하다を5問で比べる

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。