似た文法の使い分け

-어 가다 と -어 오다の違い

編集:語学ドリル|

違いを先に確認する

今を起点に、これから先へ状態や行動が進んでいくなら -아/어 가다、過去から今(話し手の基準点)に向かって続いてきたなら -아/어 오다 を選びます。時間の向きが逆なので、日本語の「〜ていく」「〜てくる」とほぼ重なります。

どちらも「変化が続く」ことを表すので、意味だけで選ぶと混ざります。標準国語大辞典(우리말샘)は補助動詞 가다 を「앞말이 뜻하는 행동이나 상태가 진행됨」、補助動詞 오다 を「말하는 이 또는 말하는 이가 정한 기준점으로 향하거나 가까워짐、또는 그렇게 계속 진행됨」と説明しています。오다 の語釈は基準点への近づきを含むため、過去から今までの継続に向き、가다 は今から先への進行に向きます。

意味と役割を比べる

-아/어 가다 は、現在から将来へ向かって状態が継続的に変化していくことを表します。「-어 가다」の解説ページでも確認できます。

-아/어 오다 は、過去から始まった変化や行動が現在まで続いてきたことを表します。「-어 오다」の解説ページでも確認できます。

表現中心となる役割
-어 가다将来方向の変化を表す -아/어 가다
-어 오다過去から現在への変化を表す -아/어 오다

例文で確認する

혜진 씨는 앞으로 새로운 단어를 조금씩 늘려 ( ).

ヘジンさんはこれから新しい単語を少しずつ増やしていくつもりです。

지환 씨는 지난 삼 년 동안 한국어 실력을 꾸준히 높여 ( ).

ジファンさんはこの3年間、韓国語の実力を着実に伸ばしてきました。

対になる例文で見分ける

앞으로 한국어 실력이 조금씩 늘어 갈 거예요.

これから韓国語の実力が少しずつ伸びていくでしょう。

지난 3년 동안 한국어 실력이 조금씩 늘어 왔어요.

この3年間、韓国語の実力が少しずつ伸びてきました。

どちらも実力が伸び続ける文ですが、左は「앞으로」とあるとおり今から先の変化、右は「지난 3년 동안」とあるとおり過去から今までの積み重ねを述べています。時を表す語が向きの手がかりになります。

間違えやすい使い方

× これからのことを言いたいのに「앞으로 단어가 조금씩 늘어 왔어요.」のように -아/어 오다 を使ってしまう

-아/어 오다 は話し手の基準点(今)に向かって続いてきた変化を述べる形です。「앞으로」で始まる未来の話に과거形の 왔어요 を置くと、時の向きが食い違います。

→ 앞으로 단어가 조금씩 늘어 갈 거예요.

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-어 가다 と -어 오다を5問で比べる

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文と選択問題は語学ドリルの作成です。

確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
版1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

検査の範囲と訂正の手順は作問・訂正方針、誤りの報告は練習問題の回答後の「この問題を報告する」から。