似た文法の使い分け

-다시피 하다-을 정도로の違い

違いを先に確認する

実際にその行為をほぼそのまま行ったと直接述べるなら -다시피 하다、行為や状態を基準にして後ろの程度を説明するなら -을 정도로 を選びます。

-다시피 하다 はその行為自体を「ほぼ行った」と直接評価する形で完結し、程度を示す基準節を必要としません。-을 정도로 は逆に、基準となる行為・状態を挙げて、それがどれほどかという後ろの程度(主節の状態)を修飾する働きをするため、必ず程度評価の対象となる主節が続きます。

意味と役割を比べる

-다시피 하다の詳しい解説では、-다시피 하다 は、完全にその状態ではなくても、実質的にはほぼ同じ程度だったことを表します。

-을 정도로の詳しい解説では、-을 정도로 は、ある状態がどれほど強いかを、具体的な結果を基準にして示します。

表現中心となる役割
-다시피 하다ほぼ同然を表す -다시피 하다
-을 정도로程度を表す -을 정도로

例文で確認する

태현 씨는 마감 전날 밤을 거의 새우( ), 회의록를 완성했어요.

テヒョンさんは締切前夜、ほとんど徹夜同然で議事録を完成させました。

소현 씨는 목소리가 나오지 않( ), 오랫동안 행사 일정을 설명했어요.

ソヒョンさんは声が出なくなるほど長い間、行事日程を説明しました。

1語だけ違う例文で見分ける

마감 전날 밤을 거의 새우다시피 했어요.

締切前夜、ほとんど徹夜同然に過ごしました。

마감 전날 밤을 샐 정도로 바빴어요.

締切前夜、徹夜するほど忙しかったです。

左は「徹夜する」という行為自体をほぼそのまま行ったと直接述べています。右は「徹夜する」を基準として持ち出し、それほど忙しかったという後ろの状態の程度を説明しており、実際に徹夜したかどうかは断定していません。

間違えやすい使い方

× 行為自体を直接述べたい文脈で「마감 전날 밤을 새울 정도로 했어요.」のように、程度評価の対象となる主節の述語を欠いたまま -을 정도로 を使う

-을 정도로 は程度の基準となる行為・状態を挙げて、それがどれほどかを表す主節の述語(바빴다・피곤했다など)を必要とする形式です。「했어요」だけでは程度評価の対象が無く、文として不自然になります。実際に行った行為をほぼそのまま直接述べたいときは、行為に直接付く -다시피 하다 を使います。

行為自体を直接述べるなら「마감 전날 밤을 거의 새우다시피 했어요.」、行為を基準に後ろの状態の程度を表すなら「마감 전날 밤을 샐 정도로 바빴어요.」とします。

問題で使い分ける

意味を読んだ後は、一方の表現だけでなく、両方を交互に問う5問で文脈から選べるか確認します。

-다시피 하다-을 정도로を5問で比べる

根拠資料と品質管理

文法の意味と用法は、次の資料で確認しています。例文、比較文、選択問題は語学ドリルが練習用に作成したもので、公式過去問や資料の転載ではありません。

根拠資料
国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法中級教材の検索項目「-다시피 하다」の意味・用法国立国語院 韓国語教授学習支援センター・中級文法中級教材の検索項目「-을 정도로」の意味・用法国立国語院 標準国語大辞典「다시피」語尾「다시피」を「'-는 바와 같이'의 뜻을 나타내는 연결 어미(『〜するのと同じように』の意味を表す連結語尾)」と定義していることを確認。国立国語院 韓国語教授学習支援センター「-을 정도로」中級文法検索の見出し『-을 정도로』で、後ろの状態の程度を前に示した具体的な結果・基準によって説明する用法を確認(/grammar/high-degree と同一出典)。国立国語院 公式X(旧Twitter)@urimal365「그러하리만큼」の分かち書き(一語表記)を案内する投稿の中で、「-리만큼」は「-을 정도로」의 뜻을 나타내는 어미(『-을 정도로』の意味を表す語尾)と補足していることを確認。
品質管理
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確認状態
自動検査済み・人手確認未実施
内容版
1
人手確認日
未実施
品質表示更新日

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